N 夏目友人帳 参 第七話「祓い屋」です。

いつもならば、火曜日に感想を書いているんですが、今週はお盆休み進行で遅れています。

先週から的場登場ということで、いよいよ三期のメインのお話しですね。始まる前から、原作既読の人は想像していた的場一門の話しで、今までのアニメ版の雰囲気とは違う様相を呈しています。

まぁ、当然まだ7話なので、ここでケリがつくわけもないとは思いますので、原作通りの展開になるんだろうなぁと思いながら見ることにします。

ということで、夏目友人帳 参 第7話「祓い屋」感想行きます。

原作は既読です。最新刊12巻は7月に発売されました。

あらすじ:公式から引用)

妖怪の血を奪う人間を突き止めようとしていた夏目は、ついに祓い屋一門の頭首・的場静司と出会う。名取の助けもあって事件を調べ始めたが、的場の式に襲われ捕らわれてしまう。

目的のためなら容赦なく妖怪を使うという的場から、妖怪の血は大妖怪の封印を解くために使えるのだと聞いた夏目は、自分とも、ましてや同じ祓い屋である名取とも、あまりに違う立場で妖怪と接している人間がいることを知る。

感想:

いよいよ的場の能力が見れる回ということで、楽しみにしていました。

どうやら今回は、かなり力を入れて作っている印象です。ストーリー自体は、基本的には原作を踏襲していますが、絵が今まで以上によかった気がします。原画の人数が凄い多いような気がしますが、いつもこうでしたっけ?

さて、原作を踏襲しているといいながら、ちょっと違う部分もありました。それは、アニメ版の『夏目友人帳』が、いい話しを中心に組み立ててきているためだと思うんですが。あの女呪術師の描写とか、哀しい印象を与えるシーンが加えられているように見えました。的場一門と夏目の立場の対比を彩るエピソードとしていい追加だったんではないでしょうか。

全体としては、このエピソードはアニメ版の方が面白かったように思えます。まぁ、1期2期を見ていないと、その印象が違ってくるでしょうけれど。

ただ、それならば、羽の妖怪のその後も加えてほしかったところですね。ちょっと残念かも。

それはそうと、この回のポイントは、やはり的場 静司でしょうね。祓い屋として一大勢力の的場一門の当主なのですから、当然能力が高いのは当然なのですが、ニャンコ先生と対等に闘える能力を持つことが分かりました。

また、そのニャンコ先生も本気を出すと・・・という描写があって面白かったです。

さて、妖に対しての立ち位置が、今までの人間たちとまったく違う的場ですが、考えるとあれが普通なのではないかなという気がします。

夏目が接してきた妖たちは、かなりいい妖怪たちで、しかも夏目には妖に対抗できる強い力があります。当然そうではない妖も多いのでしょうし、実際酷い目にあっている人間も多いのでしょう。

また、今まで妖が見える夏目に対してつらく当たってきた人間たちのことを考えると、的場の採っている行動も理解できるでしょう。

名取はそれが分かっていて、夏目に語りかけていましたが、夏目がどう感じどう行動するかはまだ分かりません。ただ、今まで夏目は、レイコ同様に人間よりも妖よりだったと思うので、今後もそういう立場を採りそうではあります。

それならば、どこかでまた的場とはぶつかりますね。登場当初は、名取も的場っぽかったんですけれねぇ。

ところで、子狐ってまだ原作にありましたっけ?実はあまり子狐回が好きでないのであった。(汗)

今までの感想はこちら

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