GOSICK-ゴシック- 第23話「灰染めのチェスにチェックメイトを告げる」です。
GOSICKも残り後2話です。ラストは戦争に向かうというのは、第1エピソードのウサギ狩りから分かっていたんですけれどね。
で、キャプはちょっと関西の人に遠慮して、中身とあまり関係ないアブリルなどを。顔が画面の狭い方を向いているという非王道的な構図が不安を煽っていますね。
さて、このアニメ版のラストは、原作とは違うオリジナルですよと情報をいただきました。情報の真否は、昨日の夜に『GOSICK VIII上 -ゴシック・神々の黄昏-』を手に入れたので読めば分かるのでしょうが、上下揃ってから読むかとか、どうせ下巻は来月なんだから、アニメが完してから読むかなどと悩んでいて、まだ読んでいません。(読みました。ここに感想を書きました。)
一先ず、本当の最終巻『GOSICK VIII下 -ゴシック・神々の黄昏-』は、7月発売の予告がでましたので、ほぼ間違いないと思います。
ということで、GOSICK-ゴシック- 第23話「灰染めのチェスにチェックメイトを告げる」感想行きます。
ということで、GOSICK-ゴシック- 第22話「クリスマス・キャロルは窓辺の幸いを飾る」感想行きます。
原作は、富士見ミステリ文庫を中心に既読です。5月に出た短編集『GOSICKs IV ‐ゴシックエス・冬のサクリファイス‐』は、ここに感想を書きました。6/24には、最新巻『GOSICK VIII上 -ゴシック・神々の黄昏-』を買いました。ここに感想を書きました。
あらすじ:(公式から引用)
オカルト省の地下に囚われたヴィクトリカ。
折しも、ヨーロッパには2度目の世界大戦の嵐が吹き荒れ始めていた。
戦争を望むブロワ侯爵は、ヴィクトリカをソヴュールの未来を占う「モンストル・シャルマン」として利用し、国王や民衆を操り動かしていく。
ソヴュール、そして世界全体が戦いへと向かうなか、ヴィクトリカは一人、一弥に貰ったペンダントを握りしめ続けていた。
感想:
さて、原作とは違うオリジナル展開ということならば、あまり原作との比較をしても仕方がないです。
ここ暫く書いていますが、気になることがあります。あまり歴史に詳しくないので、調べてみてはいるのですが、どうもこのアニメに出てきている史実が、現実の歴史とずれているのではないかということです。
1925年は、確かにドイツでナチ党が再結成されたり、イタリアでムッソリーニが独裁宣言したりという一つのポイントになる年ではありますが、決してドイツがポーランドに侵攻したという史実はないんですね。ポーランドに侵攻は確かに第二次世界大戦の開始ですが、1939年ですよね。しかも、1925年時点では、まだドイツではナチ党が政権を握ってもいませんし。
今回アニメでは、ドイツがポーランド侵攻することになっていますが、このずれは、一体何でしょうか?ずっと気になっているんですけれど。パラレルものだったりして。(苦笑) というのは冗談で、恐らくは、灰色オオカミの知恵の泉で第二次世界大戦が勃発するのを遅らせることができたというラストになるのではないかと考えていますがどうでしょう。そのための15年のずれかと。15年あれば、主人公二人も大人になりますし。
ということで、今週は、ロイヤル科学アカデミーのジュピター・ロジェの失脚と、オカルト省のアルベール・ド・ブロワ侯爵の独裁がメインですか。国王の失脚も狙っていて、国の仕組み自体を変えるのかと思いましたが、一応傀儡として残すんですね。
結局、ジュピター・ロジェは余り目立たなかったです。少なくとも国王よりは目立たせて置かなければいけない人物だった気がします。恐らくは、最後の切り札的な人物だと思うので。
さて、良く分からないのが、一弥も無事に国に戻ったこの時点で、どうしてヴィクトリカがブロワ侯爵のいうことを聞くのかでしょう。まぁ、他に生きる術がないからというのが正しいのかもしれませんけれど、抵抗の跡もないですし、知恵の泉で逆らうという方法もあったかと思うんですが。
さて、ヴィクトリカの性格からかそれができないとなって、結局ヴィクトリカ・ママンが助けに入る訳ですが、どうもブロワ侯爵が甘いですね。彼を守る人間があの老婆一人(二人)ですか?(苦笑) しかも無駄に強いし、ちょっと目立ちすぎて興醒めですよ。(汗) 面白かったけれど。
それは置いておいても、この夫婦の争いで、ブロワ侯爵については決着が付くのでしょうか?自分の予想だと、結局ヴィクトリカがモンストルシェルマンとして、生き残ったジュピター・ロジェと共に戦争を回避する方向に仕向けるのではないかと思います。
そして、ピンチのヴィクトリカを救うのは、二人候補がありますが、グレヴィール警部でしょうね。そうでなければ、夫婦の闘いの場にいるでしょうから。(もう一人の候補は、ロジェ。ひょっとして、村のリヴァイアサンの息子だったりとか・・・ちょっと広げすぎか。)
後は、どうやって一弥をストーリーに絡めるかなんですがねぇ。余りにも遠い。う~ん。アブリルは、もう退場のままでしょうね。
※注意:TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願います。
“インチョーのなんとなくブログ風”のドューハンと申します。
TB返し、有難う御座いました。なのですが
スミマセン…当方の記事、原作の内容に触れちゃってました。
もし、お眼に止まってしまっていたらご容赦下さい(汗)
原作と違うラスト、楽しみですね。
それでは、コメント失礼致しました。
今後とも宜しくお付き合いお願い致します。