A 「アネモネ探偵団 2 迷宮ホテルへようこそ」近藤 史恵
メディアファクトリー ISBN:978-4-8401-3850-5

かなり前(震災直後に気分転換に)に読んだんですが、感想を書いていなかったのでちょっと書いておこうかと。
というか、実はゴールデンウィークなのに、新刊をほとんど読んでいないのでした。困った。

近藤 史恵さんの『アネモネ探偵団』は、どうやらシリーズになっているようで、1冊目の感想を、いい加減に(?)書き散らしてしまったので、2巻目も続けて感想を書かなくては、という気分になったのでした。。

しかし、最近ジュブナイルというか、YAの本の感想しか書いていない気がします。もっと、オトナの本の感想を書かないと。といいながら、今月もその系統の本が出るんだよなぁ。

それは置いておいて、感想いきます。

まず、あらすじを出版社から引用しておきます。

あらすじ:

智秋、巴、あけびの三人は、私立実生(みしょう)女学院に通う中学生。

お嬢様学校として有名な彼女たちは、隣の中学に通う普通の男子中学生、光紀と時生に出会いました。

5人がくりひろげる、わくわくドキドキの本格ミステリー。今回の主人公は、キュートな見かけとクールな内面のギャップが人気の、あけび。

あけびのパパのもとに届いた、脅迫状を読んでしまった、あけび。そこには、パパが仕事を辞めなければ、ママに不幸が襲うと描かれていて--。

感想:

う~ん、あまり記憶に残っていないんですよね。まぁ、読んだ時期が時期だったというのもありますが、やはり軽い感じで、残らないお話だと思います。まぁ、そういうものを求めて読んだのではありますが。

物語は、この前の1作目「アネモネ探偵団 香港式ミルクティーの謎」よりは良い印象です。あとがきも付いていますし。(笑)

1作目は、智秋を中心に事件が起こって、しかもそれが香港で、女優の智秋母のおかげもあって、なぜか中学生達が香港で大立ち回り(?)っていう感じでした。そのちょっと浮世離れした感じがジュブナイルなんでしょうが、ちょっとバタバタしすぎて、いかにもお勉強をしてジュブナイルに仕上げてみましたって感じでした。主役は智秋にしたかったのかもしれませんが、どうもばらつくし。

それに比べて、「アネモネ探偵団 2 迷宮ホテルへようこそ」は、しっかりとあけびちゃん主役でまとめられていて、物語としては読みやすいです。次は巴主人公で書くのかな?

ただ、どうしてもこじんまりと落ち着いてしまった感じがして、わくとき感が減っちゃった感じもします。パパとママを使う辺りが、ああいかにもジュブナイルだなって感じではありますし、その動機もそうなんですが、そこだけなんですよね。もう少し何か欲しい。恋?友情?

ただ、さすが近藤さんで、非常に読みやすいですし、楽しめます。続きを楽しみにしておきます。