G GOSICK-ゴシック- 第10話「風邪ひきは頑固な友人の夢をみる」です。

テレビ大阪の放送は、すんなりと行われたので、ちょっと前に見たのですが、感想を書くタイミングを逃しておりました。東京に戻る前に駆け足で書いておきます。

ということで、原作でいくと第3巻になります。『GOSICK III -ゴシック・青い薔薇の下で-』ですね。

このお話しは、ちょっとイレギュラーなので恐らくは早めに終わるんではないかなと前回書きましたが、予想通り2話で完結のようです。だってヴィクトリカが同行しませんからね。

簡単にいうと、今回のシリーズは、アームチェア・ディティクティブです。ちょっとこれからの伏線もあるはずなので、見てのお楽しみということで。

GOSICK-ゴシック- 第10話「風邪ひきは頑固な友人の夢をみる」感想行きます。

原作は、富士見ミステリ文庫で既読です。表紙が変わった角川文庫は認めていません。ビーンズでの再販で読みましょう。(苦笑)武田日向さん の絵でないコミックスは、今のところ読む気がまったくありませんが、3月には新刊が出ますね。そしてビーンズ文庫版も今月から発刊です。角川の初版印税は、震災復興費として寄付すると、桜庭さんからコメントがありました。

あらすじ:
(公式から引用)

ジャンタンの地下で、マネキンにまぎれて本物の少女がいるのを見つけた一弥は、 何か事件が起こっていると考えて、ブロワたち警察に相談を持ちかける。

しかし、 証拠が見つからない。

そこで、一弥は電話でヴィクトリカに助けを求め、街で出 会ったルイジという少年とともに手がかりを追う…!?

感想:

予想通り、今まで3話で原作1巻分を消化する流れだったのが、今回は2話で1巻分でした。しっかりやれば、今までどおりになったとは思うのですが、やはりヴィクトリカが現場にいないお話ではねぇ。

ということで、かなり駆け足に物事が進んだのですが、その分かなりわかりにくくなったような気がします。警察の捜査も強引で、あんなに強引ならば、当然あの[禁則事項]にいた人々は、当然真っ先に逃げるべきでしょう。

まぁ、スピード感はあったので、そのスピードのおかげで、犯人側に対処の時間がなかったと思っておきましょう。

ただ、あの辻馬車のシーンはダメですねぇ。原作の小説でも、自分は一瞬わけが解らなかったのですが、アニメだともっとわかりにくいです。

前回のアナスタシアが消えた行動で、彼女が自分で逃げたという発想ができなかった人は、何が起こったかわからないと思います。そういう描写はありませんでしたから。

つまり、前回アナスタシアが捕まったんだと思った人はいるはずで、そうすると今回の馬車は犯人の馬車で久城がアナスタシアと共に捕まったんだと思うはずだと思います。そうすると、どうして久城がルイジと事件を暴く行動ができるのかさっぱりわからず、ストーリーに付いていけないと思うんです。せめて辻馬車だという言葉でもあればまだ違うんでしょうが。

そういう感じで、かなり不親切な描写が目立った回でした。

何より許せないのが、今ひとつヴィクトリカが可愛くないことですね。(苦笑)前回は、すっごく可愛かったのに。

さて、ブライアン・ロスコーも本格登場しましたし、原作でも恐らく3/25発売分で大きな動きがあるでしょうから、楽しみにしておきます。ただ、次回は、全国の放映日時調整の週みたいですね。仕方ないでしょう。

富士見ミステリ文庫版 原作小説の感想はここ

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