「ちはやふる」(十二)末次 由紀
Be・
Loveコミックス ISBN:978-4063803099
通常出勤してみました。会社のある川崎は、JR東日本の京浜東北線と、京急線が通っていますが、京浜東北線が止まったために京急線の乗客が膨大になり京急線も止まってしまいました。
ということで、早々に帰宅です。東北地方はもっと大変ですが、日本の経済活動を疲弊させてはいけないので、社会人としては頑張って仕事をしなくてはいけません。株価も下がり円も高騰していますしね。被災地以外では、復興が早くなるように、日常通りの生活をするのも重要でしょう。
あとできることは、節電と募金ですか。暖房を切って布団に入って読書中心の生活です。(汗)募金サイトのまとめは、このあたりにありますが、くれぐれもデマなどにだまされませんよう。クレジットカードがなくてもできる募金もあります。
ということで、募金への勧誘も兼ねて、「ちはやふる」の感想を書いておきます。
「ちはやふる」第12巻感想行きます。
表紙は、ダイエットなった若宮 詩暢クィーンですね。ということでまずあらすじを出版社から引用しておきます。
あらすじ:
全国屈指の激戦区・東京都予選を制した瑞沢高校かるた部と北央学園は、決戦の舞台を近江神宮に移し、ともに頂上を目指す。
常識破りの戦術、桁外れの選手層、全国の高く厚い壁――。
掲げ続けてきた日本一という目標。それは、勝ち抜く努力と、勝ち抜く執念を燃やし続けるチームだけがもぎとれる遥かなる夢。
自分を信じ、仲間を信じ、千早たちの戦いがいま始まる!
感想:
いよいよ、全国大会です。
全国大会には、どうやら綾瀬 千早たち瑞沢高校競技かるた部だけでなく、昨年同様に若宮 詩暢も個人戦には参加するようですし、綿谷 新も個人戦に出場するようです。
しかし、興味津々の個人戦よりも、まずは団体戦が先行して行われるのは、前回同様ですね。
この12巻では、その団体戦と、新のピンチを中心に描かれます。個人戦出場のはずの新がどうしてピンチになるのかは読んでのお楽しみですが、自分はどちらかというと破天荒な詩暢ちゃんの行動が面白かったです。
<以下、本の中身に言及している部分があります。未読の方はご注意を>
ただ、あれですね。団体戦で瑞沢高校競技かるた部が闘う相手が、ちょっといただけません。だって、イロモノばっかりなんですもの。もちろん、正当派の漫画として、最終的には「かるたが好き」的な展開にはなるのですが、やはりかるたに青春をかけて勝ち上がってきたような相手と闘って欲しかったです。
それでも、決勝トーナメントに向けて、色々とライバルっぽい相手が出てきたので、それはそれで楽しみかも。特に明石第一女子の逢坂 恵夢がいい感じです。
部活としてのまとまりや問題も出てきた瑞沢高校かるた部が、この先どう闘っていくのかきになりますね。
といいつつも、やはり主軸は、綾瀬 千早、真島 太一、綿谷 新、若宮 詩暢の四人ですから、その絡みがやはり気になります。新が登場すると動揺する千早、新になんだか接近の詩暢ちゃん、そして当然新と千早の関係を気にする太一、四角関係も面白いですね。
そして、この4人が個人戦でどう対戦するかが興味津々なんですけれど、個人戦は14巻以降でしょうね。新のかるたが、どういうかるたなのか、そして劇痩せした詩暢ちゃんのかるたがどう進歩しているのか、非常に楽しみです。
待ち遠しいなぁ。
◆「ちはやふる」十一巻の感想
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