G GOSICK-ゴシック- 第9話「人食いデパートに青薔薇は咲く」です。

ということで、今週から原作でいくと第3巻になります。『GOSICK III -ゴシック・青い薔薇の下で-』ですね。

このお話しは、ちょっとイレギュラーなので、恐らくは早めに終わるんではないかなと思っています。だってあれですから。まぁ、次回予告で、結構展開のネタ晴らしをしていましたから、察しの良い方は気がついているかもしれません。

簡単にいうと、今回のシリーズは、アームチェア・ディティクティブです。どうして、どういう展開でそうなるのか、そしてどう知識の泉が活躍するのかは、見てのお楽しみということで。

GOSICK-ゴシック- 第9話「人食いデパートに青薔薇は咲く」感想行きます。

原作は、富士見ミステリ文庫で既読です。表紙が変わった角川文庫は認めていません。ビーンズでの再販で読みましょう。(苦笑)武田日向さん の絵でないコミックスは、今のところ読む気がまったくありませんが、3月には新刊が出ますね。そしてビーンズ文庫版も今月から発刊です。

あらすじ:
(公式から引用)

故郷の姉からおつかいを頼まれ、首都ソヴレムのデパート・ジャンタンに向かう一弥。

買い物リストには、行方不明になっている王室のブルーダイヤモンド「青い薔薇」を模した一品も入っている。

一方その頃、風邪をひいたヴィクトリカは一人で留守番をし、ブロワは首都で起こる美術品密売事件を追っていた――。

感想:

今週は、非難記事です。(今までもちょっと入っていましたが)

さて、予想通り、ヴィクトリカが風邪を引いて、久城が一人でお出かけをして・・・という原作の展開は守られました。ただ、今までのシリーズ通り、微妙に原作を変えて来ますね。微妙にというのは、謎解きの大きな答えは変えないけれども、それを組み立てる部品の組み方を変えるという感じです。

まぁ、このGOSICKという作品自体が、ヴィクトリカ自身の謎、この前の「灰色オオカミ」編で明らかにされたように、彼女と久城との関係を背景とする冒険歎ってところでしょう。ですから、ミステリとしての仕掛け自体はあまりたいしたものではないと思っています。それを、周りを飾る部分の提示の仕方や、桜庭さんの文章の上手さで感じさせないのだと。

しかし、アニメにすると絵で声で見せるのでごまかしきれず、先週のようにどうしても粗が見える部分が出てきます。先週は、実は原作よりもアニメの久城が一回り大きいのがまずいのではないかと思ってきました。原作挿絵の武田版久城くんは、華奢なんですよね。でも、アニメ版はガッチリしている。なので、ヴィクトリカにはとても支えられそうにないように見える。(汗)

それはそれで、ヴィクトリカちゃん可愛いで割り切るのでもいいのですが、作られている方はどうやら構成や部品を調整してミステリに仕立てようとされているように見えます。それが微妙に成功していないのが、このアニメ版が今ひとつ盛り上がらない理由のように思います。

もちろん、放映曜日が悪いのもありますが。(苦笑)

今週も、アブリルは可愛いのですが、今まで色々と彼女の出番を切りすぎたので、オカルト話も今頃唐突に思えますし、スジが通らない。また、ヴィクトリカの着物と風邪の部分は非常に可愛いのですが、家への迷路の部分等構成に失敗している部分があってそれが気になってしょうがない。おまけに、今回も原作の本筋を外側から彩る名台詞が削られていて哀しいです。

もっとごっそりとミステリ要素は諦めて、冒険活劇調にすればいいのに。

富士見ミステリ文庫版 原作小説の感想はここ

http://blog.livedoor.jp/t_cherry398/archives/51576182.html
http://wondertime.blog31.fc2.com/blog-entry-1586.html
http://blog.livedoor.jp/kansaianime/archives/51755415.html

※注意:TBはフィルタに 掛かると表示されないようです。エラーがない限り恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願 います。