M 『魔法少女まどか☆マギカ』(1) 原作:Magica Quartet, 作画:ハノカゲ
芳文社 まんがタイムKRコミックス フォワード ISBN:978-4832240032

全然タイトルと関係ありませんが、『夏目友人帳』の3期決定のようです。本日刊行のLaLaの重大発表はこれだったのか。
ただ、この先は、原作からすると的場一門の話しになるはずで、今までののんびりした雰囲気とはちょっと違う雰囲気になると思われますので、それがアニメファンにはどう受け取られるかってところでしょうか。

で、今日の本題。買いそびれていた『魔法少女まどか☆マギカ』のコミックス第1巻を月曜日に買いました。奥付けを見ると、第2刷のようです。定期刊行のKIRARAコミックスの合間に刷ったんでしょうか。

有隣堂で平積みされていたんですが、かなり減っていました。ただ、同じ時期に寄った丸善やDanなどにはなかったんで、どういう配本になっているんでしょう?

芳文社は、この冬は『魔法少女まどか☆マギカ』に賭けているって感じですね。大展開。アニメコミカライズ版を3ヶ月連続刊行だし、スピンオフをフォワードで連載。さらには、放送終了後に別視点(?)のコミックス発売ですか。今の売れ方を見ていると、先見の明があったって感じでしょうか。

ということで、今更ながらあらすじを、Amazon君から引用しておきます。

あらすじ:

大好きな家族がいて、親友がいて、時には笑い、時には泣く、そんなどこにでもある日常。見滝原中学校に通う、普通の中学二年生・鹿目まどかも、そんな日常 の中で暮らす一人。

ある日、彼女に不思議な出会いが訪れる。この出会いは偶然なのか、必然なのか、彼女はまだ知らない。それは、彼女の運命を変えてしまうような出会い

―― それは、新たなる魔法少女物語の始まり――。

アニメを完全コミカライズ化の描き下ろしコミックス、放送中に連続刊行第1弾!!    

感想:

どうしようか考えて、表紙を見て躊躇している間にあっという間に売り切れたのですが、アニメを追っている人は、ハッキリ言って買わなくてもいいかも。

というか、自分は『ひだまりスケッチ』も揃えているので、きっと蒼樹うめ先生の絵が結構好きなんだと思います。なので、まず絵に違和感がありすぎたっていう感じでしょうか。

絵に違和感と言えば、やはりキュゥべえでしょう。何がそう思わせるかって言って、表情がありすぎです。(苦笑)まず、口が動く時点でだめでしょう。(汗)

ただ、お話しは上手くコミカライズできていると思います。アニメの話しをきちんとまとめて、上手く尺に収めています。ただ、そこからはみ出す部分がないのがどうかなぁ。

というところで、コミックスからは考察できないかなって思ったんですが、一つだけすごく気になった部分が。コミックスをアニメ放送を見て書いているとは思えないので、たぶん脚本の完成前原稿か何かから起こしていると思うのですが、そのアニメ放送で修正された残りの言葉じゃないかな?

ネタバレかどうか分かりませんが、ここからはコミックスを読んでいない人は注意。

ということで、どこが気になったかというと、第4話でのまどかとほむらが、マミさんについて会話する部分です。ページ番号が見えないので何ページって書けないんですが。

ここで、まどかがほむらにあなたのことを絶対に忘れたりしないって語るまでは、アニメ通りです。それに対してほむらはぼそっと「覚えているわけないじゃない」って語るんですよね。この台詞はアニメではありません。

その台詞から感じるのは、ほむらはそういう経験を以前にしたんだなってことですね。もちろん、まどか以外の誰かに忘れられたって可能性もありますが、会話の流れからすると、今のまどかがほむらのことを覚えていないことを指しているように感じます。つまり、これも二巡目の世界を示してるのではないかということです。

これまでになくあからさまなので、アニメでは削られたのでしょうか?

◇『魔法少女まどか★まどか』アニメの感想はここ

考察とかは以下のところ。

◆『魔法少女まどか☆マギカ』を「Magia」の歌詞から考えると(6話時点)
◇『魔法少女まどか☆マギカ』を「コネクト」の歌詞から考えると(4話時点)
◆『魔法少女まどか☆マギカ』の今後について考えてみようかと(3話時点)
◇トップ絵にまどかを描いてみました。