M 魔法少女まどか☆マギカ 第7話「本当の気持と向き合えますかです。

まぁ、色々と妄想したくなるアニメで、関連考察をまた書いてみました。

◆『魔法少女まどか☆マギカ』を「Magia」の歌詞から考えると(6話時点)
◇『魔法少女まどか☆マギカ』を「コネクト」の歌詞から考えると(4話時点)
◆『魔法少女まどか☆マギカ』の今後について考えてみようかと(3話時点)
◇トップ絵にまどかを描いてみました。

さて、今週は、『魔法少女まどか★マギカ』のエンディング(ED)ソングKalafinaの「Magia」が発売でした。

ディリーチャートは、フラゲ日が7位、正式発売日は8位でした。各地で売り切れの噂も聞きましたので、ここで一端落ちるのは予想出来ましたが、案外粘っていますね。品切れはアニメ版だけかな?コミックスも瞬殺だったようですし。(買い損ねました(泣)Amazonは3/10再入荷らしいです)木曜付けで、なんと自己最高の5位から金曜付けでは4位まで上昇。

※こうなっています。7位→8位→5位→4位→4位→5位→週間では7位のようです。前作から大躍進ですね。

さて、お話しは第6話を終わって、まだまだまだ主人公が魔法少女になっていないと・・・と毎週書いているのでもういいか。(苦笑)

ということで、魔法少女まどか☆マギカ 第7話「本当の気持と向き合えますか」感想行きます。本編の内容を隠していないので ご注意を。

12日のコミカライズ版は、まだ未読です。

あらすじ:

キュゥべえは、肉体と魂を分離された美樹さやかに、それが魔法少女としての理想だと運命を受け入れるように語る。肉体と魂が分離されているからこそ、痛覚をセーブして、闘い続けることができると。

翌日、鹿目まどかは、暁美 ほむらに知っていたのかと聞く。ほむらは、この事実を説明しても誰も理解してくれないと語る。そして、ほむらは、キュゥべえとは価値観の違いで、彼はこの事実を酷いとも思っていないと語る。そして、奇跡は叶ったのだ、さやかのことは諦めろと。そんな彼女の指には、ソウルジェムの指輪が光っていた。

落ち込むさやかの元を佐倉 杏子が訪れていた。杏子は、自業自得と割り切るしかないと語る。そして、杏子は、さやかを自分の父親の協会に連れてくる。杏子は、さやかに自分のことを語り始めた。

杏子の父は、熱心な神父だった。しかし、その熱心さが仇となり、父は説法を聞く人はいなかった。そんな父の為にキュゥべえと契約した。しかし、父は娘の魔法の力で信者が増えていることに気付き、杏子のことを「魔女」と罵り、彼女を残して一家心中してしまったと。

杏子は、それから魔法を他人のためには使わないことにしたと語る。そして、さやかにも、自分の好きなように行動すべきだと。

さやかは、その杏子の言葉を聞いて、今まで通りに人のために魔法を使う決意をし、杏子と袂を分かつ。

翌日、さやかは、登校し上條 恭介がリハビリのために学校に来だしたことを知る。しかし、人間ではなくなった自分を恥じ、さやかは声を掛けることができない。そんなさやかを見て、志筑 仁美はさやかに、自分は以前から上條のことが好きだったのだと語る。

仁美は、さやかに自分の気持ちにきちんと向き合えと語る。仁美は、翌日には自分も上條に告白すると語る。

その夜、魔女狩りに向かうさやかの元をまどかが訪れる。さやかは、一瞬、以前仁美を助けたことを後悔したんだと嘆く哀しむ。そして、もう上條に自分の気持ちを告白することなどできない身体になってしまったと。まどかは、そんなさやかを慰める。

魔女との闘いに挑むさやか。さやかは、なぜか魔女の攻撃を正面から受けるように突っ込む。そんなさやかを助けようと杏子が介入しようとするが、さやかはそれを遮る。さやかは、痛覚を分離して、痛みを消し去り、身体を痛めつけながらも闘い続ける。

狂ったように笑いながら。

感想:

この7話は、杏子の印象が反転する回でした。ただ、それは杏子の覚悟を示し、先週分かった事実を割り切る理由付けをするためのエピソードのように見えました。

◆杏子・さやか

つまり、さやかと対比して、さやかをさらに追い込むためのエピソード。

メインはさやかですね。さやかがどんどん追い込まれていく。

表面上は、まどかに慰められ、思いっきり泣いたことで振り切ったように見えましたが、もう行くところまで行ってしまっている感じです。今週の杏子は、その比較のために置かれていた感じがします。

◆ジェットコースター

ジェットコースターになるとは、ある脚本家さんの言葉らしいですが、先週からそういう感じですね。

先週のエピソードでは、まどかがそれに乗っていました。お母さんの言葉で持ち上がり、さやかのソウルジェムを捨てその意味を知ったことで、思いっきり落ちる。

今週は、さやかでした。人間ではなくなった事実から、杏子の慰め(?)で少し持ち上がり、仁美の告白で、一度落ちる。そして、まどかに慰められたことで、また持ち上がったように見せて、ラストでまた急落する。いやな感じです。

こういう、1話の中での上り下りがあるエピソード構成がジェットコースターなんでしょう。

◆痛覚

今週分かった新しい事実は、杏子の過去や魔法少女としてどうやって生きる糧を手に入れているかを除けば、この痛覚だけでした。

さやかは、癒しの力を持っているので、余計に痛覚を分離して消し去るということが効いてきますね。

杏子と闘っているときにも、あまりにもやられすぎだ、闘いの経験が少ないのにって思ったんですが、それに説得力を与えるものでした。逆かな。杏子との闘いが伏線だったと。

◆今後(次週?)

しかし、ラストのあのさやかの闘い方。自分を捨てて闘うということは、ひょっとしてグリーフシードを求めないようになるんではないかという気がしてきました。

つまり、視聴者が皆疑問に思っていることの解が、さやかで示されるのではないかと。ソウルジェムが真っ黒になったらどうなるのか。

それを考えるだけで、怖くなりますね。(ブルブル)

しかし、奇跡を売るとかも含めて、我々視聴者がどういう感想を持つかを読み切っているような脚本ですね。(汗)

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※注意:TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願います。