G GOSICK-ゴシック- 第1話「黒い死神は金色の妖精を見つける」です。

まぁ、原作の好きな度合いから行きますと、この冬のアニメの中で一番期待をしているのがこの「GOSICK-ゴシック-」です。ただ、記事を書くタイミングが・・・。

原作の感想はこの辺りに少し書いています。

自分がミステリ好き、桜庭一樹先生のファンということもあって、この原作がお気に入りなのですが、イラストの武田日向さんの絵によるところも大きいです。とにかく細かくて綺麗ですからね。

ということで、好きな作品のアニメ化だと逆に心配になるところも大きいのですが、今回はアニメーション制作がボンズだということもあって期待しています。

ということで、GOSICK-ゴシック- 第1話「黒い死神は金色の妖精を見つける」感想行きます。

原作は、富士見ミステリ文庫で既読です。表紙が変わった角川文庫は認めていません。(苦笑)コミックスは、今のところ読む気がまったくありません。

あらすじ:
(公式から引用)

時は1924年、長く荘厳な歴史を誇る西欧の小国・ソヴュール王国。
貴族の子弟たちが通う名門、聖マルグリット学園にやってきた、東洋の島国からの留学 生・久城一弥。

ある日、一弥は学園の図書館塔の一番上にある植物園で、人形のように美しい一人の少女と出会う――。

感想:

本当は、あらすじをきちんと書きたいところですが、今週は色々と時間がありません。

さて、アニメですが、さすがボンズといいますか、概ね良かったです。

まず、絵ですが、武田日向さんの絵をそのまま再現しろなんてことは当然期待しないわけで、それを前提にして、大変良かったと思います。まぁ、マンガ版を下書きにしている可能性もありますが。

ヴィクトリカが可愛いのは当然として、周りの雰囲気とか、時代感覚とか。図書館塔も、非常にいい感じでしたが、ちょっと高すぎないかぃ?あ、フルネームで書いてしまう所だった。(汗)

ちょっと違和感があったのが、久城一弥の方。原作とも少し変えてあるのかな?ちょっとごっつくなった気がします。もっと少年っぽいイメージだったんですが。

あと、グレヴィール警部ですが、概ねイメージ通り。もう少ししっかりと一弥の方を見るイメージだったんですが、それはよいでしょう。

で、問題の声優さん。老婆のようなヴィクトリカの声を誰がやるかですが、悠木碧さんですね。すっかり売れっ子に。で、好きなんですがちょっとイメージよりも可愛い声になりすぎな感じが。ただ、悠木さん、色々と声を使い分けていてすごいですね。一弥の江口さん?知らないのですが、あまりごにょごにょ。

で、問題のストーリーですが、飛ばしますねぇ。ちょっと急ぎすぎッて感じくらい。コナン君なんて2週間で1件事件の謎を解くのに、中盤でもう解いちゃいましたよ。って、原作も結構序盤は急ぎ足だった気もしますが。ただ、一弥とヴィクトリカが仲良くなる明確なポイントが欲しかったですね。それさえあれば、概ねOKです。ストーリー全体は、原作自体元々ラノベのご都合主義的な展開(招待状とか)も多く含まれているのでこんなものでしょう。

結局、原作では、ヴィクトリカが安楽椅子探偵(アームチェアディティクティブ)よろしく、一弥の集めた情報をもとに、「混沌(カオス)の欠片」を彼女の溢れる「知恵の泉」が再構成するのを楽しむ・・・、ハズが、時代性も含めて雰囲気を楽しむ物語になっていると思います。今のところ。

最後に、OP、EDはピンと来ませんでした。悪くはないという感じ。もう1回見よっと。

富士見ミステリ文庫版原作小説の感想はここ


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http://blog.livedoor.jp/kansaianime/archives/51707070.html
http://shino134.blog22.fc2.com/blog-entry-1057.html
http://riksblog.fool.jp/public_html/mt5/anime/now/2011/01/gosick-01.html

※注意:TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願います。