N 「のだめカンタービレ」(25)  二ノ宮知子
講談社KISSKC ISBN:978-4-06-340826-3

ちょっとかなりずいぶん出遅れましたが、せっかくなので「のだめカンタービレ」の本当の最終巻25巻の感想を書いておきます。

「のだめ」は23巻が最終巻でしたが、24巻、25巻と番外編が通常の続編的な発売をされたものです。普通だと番外編とかつけるような気がしますけれど、オペラをやりたかったのと、周りのメンバーのことも描いておきたかったんでしょうか。

ということで、番外編なのであっさりと行きたいと思います。

とりあえず、出版社からあらすじというか、煽りを引用しておきます。

あらすじ:

初のオペラに挑戦する千秋。

問題を抱えたまま公演当日を迎えるが……魔法のような奇跡が……? 

「のだめオペラ」のフィナーレとともに、ついに「のだめカ ンタービレ」完結! 

コミックスのための描き下ろし16P収録も収録、充実の最終巻デス☆

感想:

ということで、お話的には、『のだめカンタービレ アンコール オペラ編』です。オペラは、千秋には重要なテーマですから、作者的にもやっておきたかったんでしょうか。

<以下、本の中身に言及している部分があります。未読の方はご注意を>

ただ、オペラだけでなく、のだめのファーストコンサートやオペラの成功による真一の復活、そしてのだめがずっと憧れていた真一との共演などがさらっと描かれています。24巻では、のだめがあまり活躍しなかったので、それなりに良いラストだったような気もします。

ただ、一度終わっているので当然といえば当然なんですが、ちょっと盛り上がりにかけますね。まぁ、それが『のだめカンタービレ』の持ち味といえばそうなんですが。

やはり、23巻のラストがのだめと真一のラブロマンス的な終わりで、音楽的には二人の闘いはこれからだ的だったのが問題だったのかな。

番外編で、のだめのファーストコンサートによる成功や二人の共演を描くのなら、そちらを本編の終わりに盛り込んでほしかった。そうすれば、もう少し盛り上がった終わりだったんではないでしょうか。やはり、映画の公開時期に合わせて強引にラストを描いたって感じがしてしょうがないです。

とはいえ、面白く読めたので、それなりには満足。自分的には、真一の指揮でのだめがピアノ協奏曲を弾くコンサートを読みたい気がしますのですが、もう番外編やらないかな?

◆23巻の感想はこちら
◆24巻の感想はこちら