G 「ゴーストハント 12」いなだ詩穂 原作/小野 不由美
講談社 なかよしKC ISBN:978-4-06-364266-7

出張で早く帰り、ゲットしました。いよいよ、漫画版の『ゴーストハント』も完結です。どうやら、『悪夢の棲む家』はやらないようですね。『悪霊シリーズ』で完結ということですか。それもよしでしょう。

連載開始から完結まで12年ですか。1年に1巻のペースということになりますが、間に3年以上かかった巻もありますからもっと長かった気もします。

でも、一番びっくりしたのは帯の裏のこれ。

「『ゴーストハント』の原作小説が、全編リライトで、全7巻単行本化!」

作者が小野さんの名前なので、自分でリライトですよね。11月から隔月刊行らしいのです。自分は、コバルトの小説を全巻持っているのですが、たぶん買ってしまいそうな気がします。予想ではかなり跡形もなくなっている気が。(苦笑)

ということで、「ゴーストハント 12」最終巻感想行きます。

あらすじ:(出版社のあらすじ風に(苦笑))
廃校の浄霊に成功し、ナルの兄を探すために湖にもどったSPR(渋谷サイキック・リサーチ)。

兄が見つかれば、渋谷サイキック・リサーチのオフィスを閉鎖するというナル。ナルを説得するためにぼーさんは、彼の正体を推理する。

果たしてナルの正体とは?

さらに、湖の辺の森で、白ナルに出会う麻衣。そこで、麻衣が白ナルと出会っていたことを知ったナルは、兄のことを語り出す。

大ヒットミステリーホラーシリーズ、いよいよクライマックス!

感想:
このマンガ版11、12巻「忘れられた子どもたち」は、小説版の原作でいうと、『悪霊だってヘイキ!』 にあたります。限定版が欲しかったけれど、高すぎて11巻が買えなかったので後悔しています。(号泣)

さて、最終巻ということで、シリーズ通して提示されている謎が解明されます。謎解きだけあって、というか文字が多いですねぇ。(苦笑)

<原作の中身に言及している部分があります。ネタバレには気をつけますが、未読の方はご注意を>

解明される謎とは、11巻にも書きましたが、ナルのことです。しかし、ぼーさんの謎解きは見事ですねぇ。

謎解きが示されると、シリーズの最初から周到に伏線がはられていることが分かります。さすが小野さんというところですね。

しかし、アニメ版では「心霊調査協会」やあの人のことをぞんざいに扱っているので、この謎解きができないですね。だからあそこで終わったのか。(謎)

しかし、このラストは切ないです。麻衣ちゃんにとっても、ナルにとっても。なんとなく小説版よりも、いい感じで終わった気がします。小説で読んだときには、このラストはあまり好きではなかったんですが、印象が変わりました。

ただ、10巻以降のいなださんの画は、かなり変わってしまって残念でした。もう少し少女漫画寄りの絵のままだったなら良かったのに。まぁ、12年間だから仕方がないですね。

さて、小説版が復刻新刊で出るということで、後は『中庭同盟』と『Principia』、少なくとも『中庭同盟』の書籍化ですね。お待ちしております。(汗)

もちろん、中断している「ゴーストハント」シリーズの再開も歓迎。

ところで、漫画が完結したのですが、アニメの続編はまだですか?(苦笑)

結局リライト版の感想はここに書きました。

10巻 の感想はこの辺りに書きました。
11巻 の感想はこの辺りに書きました。
アニメ版の感想はこの辺り