Ss OVA「灼眼のシャナS」第III巻 -オーバーチュア 前編-です。

「灼眼のシャナ」はうちのブログの元々からの看板ですから(勝手に決めている)、感想を書かないわけにはいきませぬ。と、「リシャッフル」、「ドミサイル」と同じ書き出しでやってみました。(苦笑)

ということで、「とある科学の超電磁砲」も秋にOVAになるらしいのですが、OVA「灼眼のシャナS」の第3弾になります。ということで、4本構成OVA「灼眼のシャナS」の第3弾、4弾は、「オーバーチュア」の前後編。ですので、今回はそれの前編ということで。

さて第三弾の『オーバーチュア』。原作は、電撃文庫『灼眼のシャナ 0』、『灼眼のシャナ M』に入っています。

ということで、早々にOVA「灼眼のシャナS」第III巻 -オーバーチュア 前編-感想行きます。

シャナ関連の記事のまとめリンクは最後に付けておきます。ひとまず、公式のあらすじを使って、内容をまとめておきます。

あらすじ:

天道宮を巣立った少女が目指すは“紅世の徒”討伐のみ。

10年間行方不明だった男が突如現れ、大騒ぎの寄木市。 “紅世の徒”が関わっていると感じた少女は手がかりを探すため、そこで見つけたトーチ・大上準子の存在を借り、情報を集め始める。

これはまだ少女が名も無き「贄殿紗那のフレイムヘイズ」だった頃の物語である。

『炎髪灼眼の討ち手』シャナを名乗る前のシャナ。トーチとなった大上準子の存在に割り込んだ少女は、 準子をトーチにした “紅世の徒”の目的を探るべく彼女の存在の跡を追っていた。

準子の家に準子としてもぐり込んだ少女は、彼女が濱口 幸雄と付き合いのことで母との仲違いしていることを知る。

そのことから、濱口が“紅世の徒”にたどり着くための鍵だと考えた少女は、学校へ行き濱口と出会う。

少女は濱口の証言から、準子が城址公園で“紅世の徒”に襲われたことを知る。そして、さらにその事実を探るべく、濱口と公園に出掛ける約束をする。

そして準子として家に戻った少女は、準子として彼女の母と暖かなひとときを過ごす。

感想:

「オーバーチュア」とは、序曲の意味です。御崎市に来る前のシャナなので、そういうタイトルなんでしょう。

原作は、中編で、3章構成です。シャナが御崎市に来る前の物語なので、当然ながら悠二は登場しません。というか、アラストールを除くレギュラーメンバーは登場しません。そして、悠二と出会う前ということは、シャナがデレることがないというわけですね。というか、それ以前に“シャナ”という名前すらありませんから。

3章構成ということで、どこで区切るのかなと思いましたが、やはり2章の終わりまでですか。今回原作を読み直してからOVAに向かったのですが、2章の終わり方が非常に印象的だったので、そうなるのではないかなと思っていました。まさにビンゴでした。

ところで、シャナがデレる前ということで、かなり硬質な印象なので、アニメにしてどうかなと思いましたが、準子の母親を上手く使っていて、いわゆる萌的な演出をすることなく、ストーリーが上手くまとめられていたと思います。思ったよりも面白かったです。もう少し絵が動けばもっと良かったんですが。

それにしても、段々と忘れてしまっているのですが、トーチの設定は残酷ですよね。準子と母親が非常にかわいそうです。初期の平井さんを思い出しました。しかし、準子ちゃんは、伊藤かな恵さんですか。

っていうか、おまけの「しゃくがんのしゃなたん3tri-」ですが、あれはいけません。内容がぐだぐだで面白くないし、おまけに平井さんのネタをああいうギャグにするのは、どうもいやな感じです。ラストとの吉田さんは面白かったけれど。(汗)

ということで、結構面白かったので、続きが早く見たいです。9月でしたっけ?

◆ブログ内リンク

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