B 「BAMBOO BLADE」(13)原作:土塚理弘 作画:五十嵐あぐり
スクウェア・エニックス(ヤングガンガンコミックス) ISBN:978-4757528802

最近は、ひょっとすると『BAMBOO BLADE B』の方が人気があるのかも、なんて気がする「バンブーブレード」です。もう、13巻ですね。

「剣道小町」編になって、ちょっと面白さが戻ってきたかなって感じがしますが、長く迷走していた感じがします。「剣道小町」はどう進めるんでしょうね?メンバーを揃えてきているので、トーナメントって感じで試合をしていくのでしょうか?となると榊 心(ウラ)の暴走をどう抑えるかですが、タマちゃんが打ちのめして目が覚めるっていう展開でしょうか?

で、表紙は、沢宮 エリナちゃんですね。

ということで、出版社から粗筋を引用します。

あらすじ:

みんなの道。キミだけの、道。

エリナのひと振りが、ウラの雄叫びが…川添珠姫(かわぞえたまき)の心を叩く。

なぜ戦うのか。真の強さとは──?

目前の死闘の中に、答えはある──。

感想:

えっと、この感想は、ネタバレなしには書きにくいので、ちょっと注意書きを入れておきます。

<以下、本の中身に言及して いる部分があります。ネタバレにはならないようにしますが、未読の方はご注意を>

ということで、タマちゃん負けちゃいましたね。アニメでは、鈴木 凛に負けましたが、原作のコミックスでは負けていなかったですからね。

ということで、この13巻は、様々な人々の覚醒のお話しでした。

榊 心、沢宮 エリナ、そして川添 珠姫。

ウラは、ライバルであった山田 梅子を失いその心の隙間を埋めるべく俳優、滝川純也に熱を上げるばかりに剣道から離れていました。

エリナは、ウラとの戦いの恐怖から逃れるために、剣道を離れていました。

タマちゃんは、剣道を続ける理由が見つけられずに、剣道部の仲間と楽しむだけでいいと感じていました。

ウラとエリナは、二人の試合で自分を取り戻し、さらに一段上の段階に進みました。そしてタマちゃんは、エリナとの試合でついに本気を出すものの破れ去り、ウラとエリナの試合を見ることで、何かを掴みました。

この展開は、ハッキリ言ってちょっとびっくりしました。タマちゃんが負けて、別の試合を見ることで上を目指すようになる。そしてそれは、今までの仲間たちとの楽しい剣道を否定まではいかないまでも捨てることになるとは。

こうなると、この先はどういう展開になるのでしょうね。タマちゃんが鎖で縛られている描写がありましたから、エリナとの試合も本気といいながら全力を出し切れていなかった可能性があります。あれは、突きを出そうとして出せない描写かと思ったんですが、それならまだタマちゃんにも奥があるということですよね。このまま、剣道小町でトーナメントでもやってウラたちと対戦のでしょうか。

それとも、1年後の大会か何かにトリップでしょうか。楽しみになってきました。