D 「Darker than BLACK -漆黒の花-」(2)岩原裕二
ヤングガンガンコミックス ISBN:978-4757528321

アニメ版の「Darker than BLACK」の感想にときどき、「-漆黒の花-」のことに言及しているのですが、そういえば感想を書いていなかったことに気付きました。(汗)

ということで、2巻がでたことを機会に、感想を書いておきます。

なかなか面白いと思いますし、アニメを見ていた方にも違和感の少ない絵柄だと思いますが、いかがなものでしょうか?

ということで、「Darker than BLACK -漆黒の花-」第2巻の感想です。

ということで、初めてあげる作品なので全体紹介から。

世界観:

「Darker than BLACK」という冠が付いていることからも分かるように、アニメ版「Darker than BLACK -黒の契約者-」の続篇にあたります。

時系列的には「-黒の契約者-」の直後の物語と思われ、外事四課の面々も解散しておらずそのまま登場します。

サターンリングと並行して実施されていたもう一つの研究、それが“漆黒の花”とよばれる花が産み出す契約者の覚醒物質を使っての契約者をコントロール。

覚醒物質を人間に投与することで、契約者としての能力覚醒ならびに覚醒時間をコントロールして、契約者に対抗しようというものだった。

しかし、その研究の段階でその“漆黒の花”が通常の人間ではなく、契約者に寄生させられていた。それが、物質を分解する能力を持つ契約者・ハーベストだった。

“組織”に追われる黒<ヘイ>は、ハーベストを止めるべく戦いを始める。そして、彼は女子高生・月森梓と出会うが、彼女はハーベストに“漆黒の花”を植えつけられていた。

2巻のあらすじ(出版社より引用):

そして──花は覚醒する。

≪契約者≫ハーヴェストが植え付けた黒い花が、月森梓を残酷な復讐者へと変貌させた。

人間に進化を促しながら咲き誇るその花に≪組織≫は魅入られ、駆り立てられていく……。

人類と契約者を巡る新たな戦いが迫る時、偽りの空にBK201の星が瞬く───!!

感想:

岩原裕二さんは、『いばらの王』の作者としても有名ですが、「Darker than BLACK」のキャラクター原案者でもあります。その岩原さん自身が描く「Darker than BLACK」の続篇なので、面白くないわけがないということで期待していた「-漆黒の花-」ですが、今のところなかなか面白いです。

岩原さんの絵が、元々若干古い印象がある作風であることもあって、アニメのスピード感が若干削がれている感じもありますが、キャラ原案本人ということもあって、絵自体にはあまり違和感がありません。というか、こっちの銀<イン>の方が好きかも。(笑) というより、岩原さんの描く女の子は、いつも結構好みです。(汗)

さて、物語ですが、『トーキョー・エクスプロージョン』の直後のようではありますが、アニメの「-黒の契約者-」外伝との関係が今一つ分かっていません。「-流星の双子-」では、外事四課が解散状態だったわけですが、この「-漆黒の花-」ではまだ残っていますし。

ということを考えますと、この「-漆黒の花-」の方が「-黒の契約者-」外伝に近く、アニメの「-黒の契約者-」外伝は「-流星の双子-」外伝って感じがします。「イザナミ」の物語ですし。

特に、この2巻であの人が再登場したことで、その思いを強くしました。まさか、生きていたとはね。

ということで、組織にアレされたハーベストがこの先どういう行動を採るのか、黒<ヘイ>と銀<イン>はどうするのか、そして外伝にどうつながるのか非常に楽しみです。