D Darker than BLACK -黒の契約者-OVA 外伝2です。

今日も今日とて休日出勤で仕事をした後、会社から帰ってホクホクと見ています。まぁ、何か楽しみがあるというのはいいことですね。

さて、「-流星の双子-」の偶数巻に付いてくるこの外伝ですが、第1話はなかなか面白かったです。「-黒の契約者-」の外伝で「-流星の双子-」との間を埋めるもののようですが、ならば「-漆黒の花-」はどうなるのか、完全無視なのか気になるところです。

ということで、Darker than BLACK -黒の契約者-OVA 外伝 第2話の感想書いておきます。

ということで、あらすじから。

あらすじ:

『トーキョー・エクスプロージョン』直後に黒<ヘイ>と銀<イン>が訪れた浅草寺。銀<イン>は、そこを再び訪れる夢を見る。

何か分からない観測霊が銀<イン>に話しかける。銀<イン>はその観測霊に怯えるが、彼女の背後にはヒトガタの大きな観測霊が現れる。

目覚めた銀を抱きしめる黒<ヘイ>。彼は、銀<イン>を守る約束をする。しかし、その二人の姿をヒトガタの観測霊が見つめていた。観測霊は、二人を見つめ、そっと微笑んだように見えた。

黒<ヘイ>は、陳という男から偽造パスポートを入手しようとする。躊躇する陳を尻目に、銀<イン>は、逃げるよりも迎え撃つほうがいいと言い出す。自分の意志を明確に語る銀<イン>に違和感を感じながらも、黒<ヘイ>は敵を迎え撃つ作戦を練る。それは、ヒトガタの観測霊を持つドールを売ると言う噂を流すこと。それで敵をおびき寄せようというのだ。

陳が作戦を実行しに出掛けるが、銀<イン>は自分が語った内容を覚えていなかった。

陳は、ドールの商談を繰り広げるが、その様子を沖縄で黒<ヘイ>たちを襲い銀<イン>を拘束しようとしたクロードが見ていた。

陳の商談に応えたのは、小姐という何やらやばい連中だった。彼女たち三人は、銀<イン>を購入するつもりはなく、彼女を殺そうという行動を見せる。

銀<イン>を陳に預け、囮となって行動する黒<ヘイ>。しかし、小姐たちは重力を操る強力な能力を持った契約者だった。ピンチに陥る銀<イン>と陳だったが、クロードに救われる。

一方、黒<ヘイ>も小姐に行動を読まれ追い詰められる。

絶体絶命の黒<ヘイ>を救ったのは、銀<イン>だった。彼女は小姐を操り自分の能力で自分を破壊させる。自殺。それは、沖縄で観測霊がアンバーに化けた能力者を自殺に導いた手管と同じだった。

しかし、その銀<イン>は彼女本人ではなく、彼女の観測霊だった。彼女は、早く自分たちのところに来いと、黒<ヘイ>に謎の言葉を告げると微笑みを残し消え去る。

気を失った黒<ヘイ>の元に、一人残った敵の一人が襲いかかる。その敵を倒し銀<イン>たちを救ったのは、『イブニング・プリムローズ(EPR)』の残党だった。

一方、クロードは、マダム・オレイユと連絡を採っていた。彼は、銀<イン>を「イザナミ」と呼ぶ。そして、抹殺司令を無視し、マダム・オレイユとは袂を分かつことを宣言する。

そのころ、沢崎 耀子は国連機関PANDORAのロバート・シュレーダー博士の元を訪れていた。博士は、サターンリングを小型化させた対契約者兵器を開発していた。その兵器は、サターンリング同様に内部の反ゲート粒子を変質させ契約者にぶつけることで、契約者の能力を消し去るというものだった。そんな彼女に、葉月 水無と共に香港に向かえとの司令が出る。

感想:

あぁ、面白いですねぇ。っていうか、「-流星の双子-」も最初からこの外伝から始めればもっと面白かったのではないかなぁ。あ、蘇芳<スオウ>が出てこないか。(苦笑)

さてさて、オープニングからいきなり雷門のシーンで始まり、「-黒の契約者-」からの視聴者としては、あの最終回が思い出されて、にやりとさせられました。さらには、シュレーダー博士やサターンリング、そして『イブニング・プリムローズ(EPR)』など「-黒の契約者-」をみろとばかりの演出でした。

まぁそれはさておき、この「-黒の契約者-」の情報の紛れ込ませ方からすると、「-黒の契約者-」からさほど時間は経っていないようです。沢崎も「たった数ヶ月」って言っていましたし。すると、「-漆黒の花-」の位置づけが難しいですね。その数ヶ月の間の物語なんでしょうか?

「-流星の双子-」では、霧原 未咲が黒<ヘイ>に合ったのが久しぶりという設定でしたし、僻地に飛ばされていました。未咲が飛ばされた理由が「-漆黒の花-」事件が原因だとして、「-漆黒の花-」は本当に『トーキョー・エクスプロージョン』直後ということになりますね。

で、今回は、「-黒の契約者-」との繋がりだけでなく、「-流星の双子-」との繋がりが出てきました。沢崎たちもそうですし、「イザナミ」の言葉にマダム・オレイユ。そして、契約者たちの自殺ですね。

マダム・オレイユと沢崎たちは、対立する組織として描かれていますので、香港に飛んだ沢崎たちが、あの装置を使って銀<イン>を拘束することになるのでしょうか。そして、銀<イン>に裏切られたと考えた黒<ヘイ>がマダム・オレイユ側に付くって感じになって、「-流星の双子-」に続くなんでしょうかね。

ところで、クロードの能力が銀<イン>のそれと一部被っているのには意味があるんでしょうか。非常に続きが楽しみです。でも、6巻まで待たなくてはいけないのか。(涙)

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