D デュラララ!! #11「疾風怒濤」です。

「デュラララ!!」は2クールらしいのでここが前半の山場ということになります。一先ず帝人編のクライマックスというところでしょうか。先週は、帝人が変わるところで終わりましたし。

ところで、「デュラララ!!」のサブタイトルは四文字熟語になっています。なんで四文字熟語なのかは、大方の人は気付いておられるのでしょうか?まぁ、公式ページの各話あらすじのページの四文字熟語解説を見ればわかりますよね。

そんなことは置いておいて、先週いいところで終わった続き行きましょう。

デュラララ!! 第11話「疾風怒濤」感想です。

原作は、既読です。
今週も、公式のあらすじを利用して、ちょっと手を抜いてあらすじをまとめます。

あらすじ:

行方不明になった杏里の親友、デュラハン、首に傷のある女、矢霧製薬、人身売買。そして、ダラーズ。バラバラだったピー スがひとつずつ嵌まっていく。

池袋の繁華街。雑踏の中、矢霧 波江と対峙する竜ヶ峰 帝人。緊張に強ばりながらも、その瞳はまっすぐに波江を捉えていた。すべての謎と欺瞞を暴くために――。しかし、矢霧 波江は、一人ではなかった。

その二人を見下ろすようにビルの屋上に佇むセルティは、新羅の言葉を思い出し、自問する。自分がやってきた20年間の首探しは無駄だったのではないかと。

首を探し続けた自分の存在意義とは一体なんなのか。そしてそんなセルティの悩みさえ覆い尽くすかのように、夜の街に人影が次々と増えていた――。

帝人は矢霧 波江に全ての真実を明かして自首するように告げる。

矢霧 波江は、全ては弟のためだと帝人を捕まえようとする。しかし、帝人には切り札があった。ダラーズだ。

ダラーズは帝人がネットを使って流した架空のチームだった。最初は、ネットの仲間で始めた遊びだった。しかし、ダラーズは知らないところで一人歩きを始めていた。どんどん広がるダラーズ。それは池袋という街を呑み込むようだった。

帝人は、ダラーズの創始者を名乗り、ダラーズメンバーに一斉メールを送る。メールを見ていない人間が敵だと。

そして、それは確かにダラーズのメンバーに伝わっていた。池袋に集う人々が矢霧製薬の人間たちを囲み見つめる中、帝人は人込みに紛れ、それに呼応するかのように首無しライダー・セルティが現れる。

セルティは、首に傷がある少女がセルティの名を名乗ったことにショックを受けていた。しかし、この池袋の街に彼女の新しい真実が存在すると、矢霧製薬の人間たちに襲いかかる。

首なしライダーが現れたことで、街はパニックに陥る。その隙を見て立ち去る帝人だったが、その前に矢霧 波江が帝人に呼び出されたことを知って、彼が首に傷がある少女を連れ去ったと考えた矢霧 誠二が現れ、彼に襲いかかる。

感想:

ということで、一つのキーワード「ダラーズ」の解がもたらされました。ただ、アニメでは、どうも「ダラーズ」がもう一つ興味を持たれない感じがしました。

恐らくは、小説ではチャットでもモノローグでも平等に文章なのですが、アニメになると実際に映像があるエピソードとチャットなどでの会話では、視聴者に与える印象の強さが違うからでしょうね。

ところで、結局帝人は何をしたかったのでしょうか?普通でない出来事に憧れ、その謎を解きあかすことでしょうか?ただ、矢霧 波江は、その謎について答えるとは思えないですよね。

ならば、目的は、普通でない出来事の関係者となることでしょう。

さて、事件の大凡の輪郭は分かってきました。

首に憧れていた誠二、誠二を溺愛する姉・波江。誠二が起こした事件を事件にしないために、死にかけた誠二のストーカー少女に波江は手術を施す。少女は恐らくは、張間 美香。その少女の顔は、誠二が恋い焦がれていたセルティの首とそっくりになっていた。しかし、美香は記憶を失っているように見えた。

ってところでしょうか?後の謎は、どうして少女がセルティの顔を持っていたかということでしょう。って、原作を読んで知っているんですけれどね。

次週は、首なしライダー編というか、帝人編に決着が付くということかな?謎が解けても、決着にはならない感じですが、さて。

http://hienkyaku.blog50.fc2.com/blog-entry-1065.html
http://kiokuno2.blog31.fc2.com/blog-entry-844.html
http://yamitarou.blog75.fc2.com/blog-entry-1768.html

※注意:TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願います。