R とある科学の超電磁砲<レールガン> #22「レベル6<神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くもの>」です。

う~ん、ブロガー泣かせに長いサブタイトルがお好きなようで。(苦笑)

ところで、このクライマックスが近づいてようやく発売されたセカンドEDソングELISA 「Real Force」ですが、どうやらORICONウィークリーでは第14位だったようです。まぁ、アルバムからのリカットですからいくら曲が良くても苦しいところではあるでしょうね。ただ「Dear My Friend -まだ見ぬ未来へ-」よりも爆上げしているようではあります。

曲はアニメの内容にジャストフィットな感じなので、最初から意識して準備していたのかなぁ。だったなら先行でアルバムに入れたのは失敗でしょうね。もったいなかった。

ということで、とある科学の超電磁砲<レールガン> 第22話「レベル6<神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くもの>」感想です。

原作は、「とある魔術の禁書目録」も含めて小説、マンガ共に全巻既読です。小説の最新20巻はいよいよ3月10日発売です。

あらすじ:

“置き去り(チャイルドエラー)”として児童養護施設で育った春上 衿衣。彼女は、幼いころ「置き去り(チャイルドエラー)」の施設で仲の良かった少女――枝先 絆理との間でだけ、「念話能力(テレパス)」の強度が上がる 特性を持っていた。しかし、そんな春上と絆理は、絆理が「先進教育局」の「小児用能力教材開発所」に引き取られたことで離ればなれになっていた。

しかし春上には、最近になっての「念話能力(テレパス)」で絆理の声が聞こえるのだという。

御坂 美琴は、「幻想御手(レベルアッパー)」で、犯人の木山 春生の記憶の中で絆理の事故を目撃していた。美琴は、「幻想御手(レベルアッパー)」 事件と春上の話の関係について、「先進状況救助隊(MAR:Multi Active Rescue)」のテレスティーナに打ち明ける。

テレスティーナは、木原 幻生が行った人体実験「暴走能力の法則解析用誘爆実験」の被験者となった子供たちが暴走能力者になりポルターガイストの原因になっているのではという仮説を立てる。

美琴たちは、眠ったままの子供たちの行き先を探る。子供たちは転院を繰り返し行方不明になっていたのだ。そこにテレスティーナから、木山が保釈されたという連絡が入る。テレスティーナは、木山が犯人の可能性が高いことを仄めかす。

一方、ネットワークを使って調査を進める初春 飾利は、ある記事を見つける。それは、「AIM拡散力場の共鳴による、RSPK症候群集団発生の可能性」という論文だった。しかも著者は木原 幻生。

その記事によれば、近い能力を持つRSPK症候群患者が広域で同時に症状を発症し能力を暴走させることで、その発症者と重なる能力を持つ能力者もAIM拡散力場を介して影響を受け共鳴現象を起こして学園都市の78%にまで広がるというものだった。その影響で発生するポルターガイストは、学園都市をも破壊しかねないものだった。

しかし、「暴走能力の法則解析用誘爆実験」に関連する施設は閉鎖され、木原 幻生も行方不明になっていた。

その論文の写真から木原が実験を行っていた場所が「先進教育局」だと知った美琴は、夜間一人その施設に乗り込む。と、そこで出会ったのは木山だった。木山は、木原が行っていた実験のデータを求めてもぐり込んでいたのだ。しかし、記録は全て持ち去られていた。

木山は、美琴を「冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)」と呼ばれるカエル顔の医者がいる病院に連れて行く。そこには「暴走能力の法則解析用誘爆実験」で植物人間になっている子供たちが集められていた。木山は、カエル顔の医者の力を借りて、子供たちの恢復を試みていたのだ。しかし、あと一歩の段階で問題が発生した。子供たちの意識が戻りかけると、ポルターガイストが発生するのだ。

そこで、美琴はカエル顔の医者から「暴走能力の法則解析用誘爆実験」の本当の目的を知る。それはレベル6を産み出すために、意図的に拒絶反応を起こさせ能力を暴走状態にすることで、限界以上の能力を発現させるという「能力体結晶」を使用するための実験だった。その「能力体結晶」は、使用者の意識や体を崩壊させかねない。

そして、目覚めない子供たちもまた、その「能力体結晶」を使用されたことで眠ったまま暴走能力者となっていたのだ。

木山はワクチンソフトを作り出そうとしていた。しかし「能力体結晶」を作り出している、「ファーストサンプル」と呼ばれる最初期の被験者から精製された成分情報を手に入れられずにいた。そのため、このままポルターガイストを発生させても子供たちを目覚めさせようと考えていた。

そのとき、テレスティーナ率いるMARの駆動鎧(パワードスーツ)部隊が現れる。彼女は、ポルターガイストを抑えるため、そして子供たちを無事めざめさせるために子供たちをMARに収容するという。逆らおうとする木山だったが、テレスティーナ側についてそれを押しとどめたのは、美琴だった。

感想:

いや~、怒濤の展開。すっげぇ面白いですねぇ。サブタイトルも上手いし。エンディングで歌詞と木山せんせの姿が被るところも切なかったし。絵は美琴が壁を駆け上がるところがよかったです。

やはり「とある~」シリーズの醍醐味は、こういう疑似科学的な理論武装というか、構成作りの妙だと思います。今回木原 幻生が登場したことで、理論というか理屈的な根拠が与えられ、色々伏線的に散らばめられていた事柄が、ぱーっと繋がった感じがします。

木山せんせは、ゲコ太医者(違)冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)によって保釈ですか。予想は外れ。しかし、冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)さんは、さすがあの方と繋がりがあるだけに学園都市では好きし放題ですね。(苦笑)

しかし、木原 幻生ですか。彼がラスボスなんでしょうか?「とある魔術の禁書目録」に登場する木原 数多が「一方通行(アクセレータ)」のレベル6実験の責任者だったことを考えると、幻生はその父親か祖父って感じなんでしょうか。先週ちらっとレベル6ということで、木原 数多が登場するのでは、って書いてしまいましたが失敗でした。(汗)

話は逸れますが、この「AIM拡散力場の共鳴による、RSPK症候群集団発生の可能性」は、結局はミサカネットワークですよね。そして、「RSPK症候群集団発生」の対策として「打ち止め(ラストオーダ)」を置いたって感じですよね。ならば、やはり木原 幻生個人がラスボスではなくて、MARかな?(悩)

で、やはり登場しましたね、「体晶」。「能力体結晶」の略称だったんだ。っていうか、「体晶」では、余りにも分かりにくいので呼び名を変えたのかな?(汗)

これが登場したことで、誰でもがラスボスの可能性が出てきた感じがします。っていうか、「体晶」を使って、運が良ければ無能力者例えばオトナでも超能力者になれるのでしょうか?ならば、追い詰められた木原 幻生が「体晶」を使って暴れるというのがラストバトルになる可能性もありますよね。ひょっとして滝壺 理后登場なんてことはないか。彼女一人では、美琴と闘えない。(苦笑)

そしてミサカネットワークつまりは『妹達』がこの実験の延長上にあるとすれば、ファーストサンプルも美琴ということになりそうな感じがしますが、そこまではやれないかな。

しかし、まだ分からないのが、MARテレスティーナ。今のところは中立的ですが、木山のことを悪く言った場面などを見ていると、いい人の仮面を被っている印象もちらちらと見えました。どうなんでしょう。AIMジャマーの種明かしがされていないので、そこに繋がるのかな。無限学園はレッド・ヘリンクということでしょう。

しかししかし、今回のお話しで一番びっくりしたのは、何気なく初春の能力の説明があったこと。「物の温度を一定に保つ」能力??う~ん、確かにコンピュータが得意な初春としては、冷却能力になっていいいのかもしれませんが、触っていないといけないなんて使い方が難しいですね。その応用で頭の花がしおれないようにしているのかなぁ。そんなことができるかは別にして。(苦笑)

ということで、あと残すところ2話ですか?カレンダー的には25話までやれそうなんだけれどなぁ。

あ、今週一番笑ったのは次回予告でした。木山せんせ素敵です。(苦笑)

「とある科学の超電磁砲」第3巻の感想はこちら
・最新「とある科学の超電磁砲」第4巻の感想はこちら。
小説版「とある魔術の禁書目録」の感想はこちら。
・ちなみに19巻は、ここに感想置きましたしました
アニメ版は、このカテゴリを前に

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※注意:TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願います。