R レンタルマギカ「銀の騎士と魔法使い」三田 誠
角川スニーカー文庫 978-4-04-424923-6-C0193

さて、お久しぶりのレンタルマギカです。一つ前が7月ですから、7ヶ月ぶりですか。あれ、そんなに空いていないなぁ。何だか1年以上待った気分です。前巻の2部の終わりが結構イメージ強かったからでしょうね。

ところで表紙は誰でしょう(苦笑)。今までにない感じの表紙ですね。しかも、赤線が真っ直ぐ十字に交わっています。これは、ひょっとして本文と関連しているかな?

で、表紙の人の話はこの後で。

ということで、第三部スタートのレンタルマギカ感想行きます。

ということで、出版社のあらすじを引用しておきます。

あらすじ:

ラピスが加わり、いつも通りの賑やかさを取り戻す〈アストラル〉。

だが社長として仕事をがんばるいつきの姿に心配を隠せないアストラルの面々。そのいつきのがんばりにはある理由があった――。

いよいよ第3部開始!!

感想:

えっと、この巻の説明を一言(?)でいうと、第三部のプロローグです。ハッキリ言ってあまり始まっていません。でも、なかなか面白かったです。

猫屋敷 蓮、穂波・高瀬・アンブラーを〈協会〉に奪われ、我等がアディリシア・レン・メイザースも〈アストラル〉から離れた今、社長伊庭いつきが〈アストラル〉をどのように建て直すかが大きなポイントだったと思います。

いつきも『生命の実』を失い、眼帯を外しているんですよね。それが表紙です。おまけに挿絵のみかんちゃんが、ちょっとショックですね。きっと。

さて、『生命の実』を失ったいつきですが、「妖精眼(グラムサイト)」を全て失ったわけでないというのがポイントですね。そのため、社長でいることができるし、魔術の世界で頑張ることもできる。その頑張りで〈アストラル〉が立ち直っていくのがこの巻のお話しです。

しかし、相手になるのが、十字教というのがいいですね。「魔法使いの妹」に出てきた十字教がここに繋がっているわけです。結構意味ありげな登場だったので、どこかで出てくるとは思ったのですが、第三部に絡んでくるとは思いませんでした。というか、忘れていました。やはり、十字教は扱いにくいんでしょうか。

ということで、辛い離散から、元の〈アストラル〉を取り戻すべく頑張ったいつきの努力がどうなるかは、読んでいただくとしましょう。

でもやはり、我等がアディリシア・レン・メイザースについて一言。

<以下、本の中身に言及している部分があります。ネタバレはしないように気をつけますが未読の方はご注意を>

しくしく、アディは辛いですねぇ。やっといつきと出会えたと思ったら、あの態度を採らないといけないなんて。それに引き替え、まだある程度自由が効く穂波の方がまだ幸せですね。アディ頑張れ!!

ということで、最後の三つの話題について。

魔女狩りですが、これはそう思っていましたよ。あれ、今までにどこかでそう書いてありませんでしたっけ?

あと、あの人達ちについて。生きているとは思っていましたが、二人ともですか。あのつながれた人と対決するのが、きっとクロエなんでしょうね。いやオルくんかもしれませんが。

そして最後のあの人。ついに登場しました。この先どう絡んでくるのか楽しみです。

次は夏ですか。待ち遠しいなぁ。

小説版「レンタルマギカ」の感想はここです。
アニメ版「レンタルマギカ」の感想はここです。