N2_2 魔法少女リリカルなのはA's 第10話「運命」です。

テレビCMでも、公式ページのプロモーションムービーでも、『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』の主題歌「PHANTOM MINDS」が流れ始めました。ん~、どうなんでしょうね。なんとなく「ETERNAL BLAZE」や「SECRET AMBITION」のような曲を想像していただけに、「PHANTOM MINDS」の印象は、けっこうあれって感じでした。

まぁ、元々「innocent starter」と対になる曲らしいので、どういう場面でどういう映像と流れるか楽しみにしておきましょう。って、見に行けるかなぁ。やっぱり、ちょっと、かなり抵抗があるなぁ。(汗)

それはそうと、魔法少女リリカルなのはA's 第10話「運命」感想行きます。

あらすじ:

ついに覚醒した『闇の書』。そして、以前『闇の書』が補足されたのは、11年前だった。

11年前、ギル・グレアム提督は、捕らえた『闇の書』の主と、『闇の書』本体を厳重に封印し護送していた。しかし、護送を担当するエスティアは、暴走する『闇の書』に艦を乗っ取られる。

『闇の書』に浸食されたエスティアだったが、艦長のクロノ・ハラオウンの父であり、リンディの夫であったクライド・ハラオウンは、クルーを避難させつつ、コントロールルームからグレアムに連絡を採っていた。

彼は、エスティアが、主砲のアルカンシェルを艦隊に向けて放ってしまう前に、グレアムの艦のアルカンシェルで、エスティアごと闇の書を落として欲しいと申し出る。

グレアム提督は、苦渋の選択の末にエスティアに向けてアルカンシェルを発射する。

グレアムは、今も『闇の書』の力を読み誤った、その時のことを悔いていた。

一方、市街地の結界内では、なのはとフェイトちゃんが、『闇の書』の意志から激しい攻撃を受けていた。しかし、なぜか『闇の書』の意志は攻撃を加えながらも涙を流す。

そのとき、仮面の戦士たちは、離れたビルの屋上で戦況を見守っていた。その隙を突き、クロノがストラグル・バインドによって、二人を拘束し「変身」を強制解除する。

仮面の戦士の正体は、リーゼロッテとリーゼアリアだった。

『闇の書』の意志からの攻撃を防ぎながら、街に隠れるなのはとフェイトちゃん。

そのころ、仮面の戦士を拘束したクロノは、本局に戻りグレアムを捕縛していた。

グレアムは、『闇の書』の完全なる封印を望んでいた。破壊や捕獲しても転生してしまう『闇の書』を永遠に封印するためには、『闇の書』の完成直後を狙うしかない。そのために、はやてちゃんを犠牲にして、『闇の書』の完成を待っていたのだ。彼がはやてちゃんの生活を援助していたのは、そのためのせめてもの贖罪だった。

だが、『闇の書』の完成直後に主と共に封印するという蒐集と転生のシステムの穴をついたその作戦を、クロノは否定する。クロノは、たとえ凍結しても、永久封印にはなりえないと語る。

現場に戻ろうとするクロノに、グレアムは一枚のカードを渡す。それは、グレアムたちが目指した『闇の書』の「永久封印」の切り札である氷結の杖「デュランダル」だった。

一方、結界内では激しい戦闘が続いていた。『闇の書』の意志は、なのはのスターライトブレイカーまでを使い、攻撃してくる。

「チャージ終了までの間は移動ができない」というスターライトブレーカーの弱点を突き、全速で避難するなのはとフェイトちゃん。だが、避難する二人の前に、取り残されていたアリサとすずが現れる。二人に見つかるなのはとフェイトちゃんだったが、それを考える暇もなく、スターライトブレイカーが発動する。

二人を守った、なのはとフェイトちゃんは、『闇の書』にはやてちゃんを解放するように、懸命に話しかける。

しかし、『闇の書』は、世界すべてを「悪い夢」として消去することが主の願いと告げる。それは、はやてちゃんの本当の意志でないというなのはの説得も聞こうとしない『闇の書』の意志。

その頑なさに、かつての自分を見たフェイトちゃんは、思いを伝えるために『闇の書』の意志に斬りかかる。

しかし、闇の書の意志は、フェイトちゃんの攻撃を受け止ると、彼女を『闇の書』の内部に吸収する。

感想:

今回のポイントは、仮面の戦士側の目的が明確になることですね。これで、今までの謎がほぼ解けて、後は暴走を始めた『闇の書』をどう抑えるかということかになります。

はやてちゃんに『闇の書』が転生していたことから、グレアムはその永久封印という目的からはやてちゃんを犠牲にすることにします。しかし、それは、自分の失敗からクライドを死なせてしまったという自責の念にかられた結果ですね。色々と理由を付けていますが、結局は私的な理由でしょう。

まぁそれは置いておいても、デュランダルの特性からして、物語に最終決着を付ける武器ではないですね。しばらく眠らせるだけですし。そうすると、仮面の戦士たちはあくまでも狂言回しということになります。その狂言回しにヴォルケンリッターたちが負けて消えたというのは、ちょっと安易だと、このときは思っていました。それは、まぁ続きを見てということになります。(汗)

さて、もう一つフェイトちゃんが色々と目立った回でもありました。結局なのはは説得役に徹していて、防御や戦術部分は、ほとんどフェイトちゃんが一人でやっていますね。まぁ、対なのはということでは、フェイトちゃんが一番ぼこぼこにやられていますから、分かっているのでしょう。(笑)

それよりも、『闇の書』にかつての自分を見ていらいらするフェイトちゃんというのは、良く分かりました。そのフェイトちゃんの殻を破ったのがなのはの熱い拳だったので、フェイトちゃんがわからずや~って殴り掛かるのも無理はないですね。(苦笑)

ということで、フェイトちゃんはどうなるのでしょう。次週「聖夜の贈り物」にドライブイグニッション!

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