B2 聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス) 第8話「出立 -Resolution-」です。

さて今週は、オープニングとエンディングソングの発売日だったのですが、売り上げ的には苦戦しているようです。順位的には、OPソングの「JUSTICE of LIGHT」五條真由美さんで、21→29→34→28ですか。売り上げ的には、週の集計で、ん~3000枚位ですか?3000枚ってことは、売り上げで300万円程度ですよね。ダウンロード販売もあるのでしょうけれど、それだけではコストがペイできませんね。厳しいビジネスだ。

ということは置いておいて、聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス) 第8話「出立 -Resolution-」感想行きます。

原作は、小説版のみ既読です。原作小説の最新7巻の感想はこの辺りに書きました。世界観などの簡単な説明もそちらを参照ということで。

あらすじ:

帝国のシャーロット・E・フィーロビッシャーについての調査の返答は、宝剣は偽物であり、シャーロットを処罰するため、帝国に魔剣共々送り返すようにというもの。それを聞き戸惑うセシリー・キャンベルたち。

セシリーは、シャーロットを帝国に送還することを一度は拒むが、独立交易都市ハウスマンと帝国の国家問題になりかねない問題であり、自分のとるべき行動に思い悩む。

そこにハウスマン市長が提示した打開案は、魔剣は帝国に引渡し、シャーロットは魔剣の引渡しを拒み逃亡し、軍国に亡命し帝国の情報をリークするというもの。それは、あくまでも母の帝国皇室復帰への思いを優先させたいシャーロットには簡単には肯けないものだった。

シャーロットの思いは分かるが、独立交易都市を戦火に巻き込むこともできない、セシリーは思い悩む。

そうする間にも帝国は動き出し、独立交易都市を取り囲む。

思い悩んだセシリーは、その悩みをルーク・エインズワースにぶつける。そこで出されたルークとリサの助言がセシリーに決心を固めさせる。

しかし、その間にシャーロットの近衛兵であるドリスたちが、シャーロットの願いをかなえるために、魔剣と聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)であるルークを手に入れようと行動を開始する。手土産で、シャーロットを帝国の皇女であることを認めさせようというのだ。

そんな彼女たちの前に立ちはだかったのはセシリーだった。自分たちのとるべき行動を考えられないのならば、力で教えてやるとばかりに、ドリスたちに魔剣を取らせ戦い始める。

「私は、頭が悪い!」

一方、ドリスたちが武器を持っていなくなったことを知ったシャーロットは、彼女たちの元へと急ぐ。

その間に、セシリーは、アリアの力をフルに発揮して、ドリスたち3人を打ち倒す。以前はドリスたちに敵わなかったセシリーだったが、迷いのある彼女たちに対し心を決め、強い意思をもったセシリーでは、結果が見えていた。

シャーロットを幸せにする方法を4人で考えるんだ」

その後、セシリーは、シャーロットに亡命を勧める。シャーロットを幸せにしたいと心から願う3人の願いを叶えることと、すでに死んでしまいこの世にいない母の願いを叶えることのどちらが大切かと。

そして、セシリーの平手打ちが、シャーロットへと飛ぶ。その平手打ちで、皇女になろうとしたシャーロットは死んだ。

こうして、独立交易都市は、魔剣を帝国に引渡し、シャーロットたちは引き渡しに逆らい暴れたため処刑されたと伝える。

一方シャーロットは、この一件をそそのかした男の名は、シーグフリードであると告げ、ドリスたちと4人でどこか幸せそうに去っていくのだった。

感想:

どうなんでしょう、「ブラックスミス」という言葉と、アリアの迷いを除けば、実はこの「シャーロット編」は省略した方がいいのではと思っていました。どうしても、盛り上がりに水を差す感じがしますので。

でも、今週を見て、この話はセシリーが胆を据えるために残されたのではないかと考えました。おそらくセシリーの成長物語をひとつの軸にしたいのでしょうね。そのために、彼女をわざと原作よりヘタレに描写しておいて、徐々に成長させるようにしているのかと。

でもはっきり言って失敗だと思います。この「聖剣の刀鍛冶」の魅力は、うざったいほどの熱血漢(男ではありませんが)のセシリーが打たれても打たれても立ち上がってくるところと、ルークの悲壮感を秘めたクールさの両輪だと思っていますので、セシリーがヘタレだとその辺りのバランスが崩れてしまうんですよね。

ちょっと遅いかもしれませんが、今週セシリーが強くなったことで、その辺りが改善されるとうれしいなぁ。

あと、性格描写に必死になるばかりで、世界観の説明がほったらかしになっているのもいけません。

ただ、次週が「面影 -Lisa-」ということなので、少し説明がありそうです。もちろんこれを「リサ」とは読まない前提です。(苦笑)

 

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