Y よくわかる現代魔法 第11話「Dragon Book」です。

「よくわかる現代魔法」は、全12話、というか0話目を入れると13話ですか。

世間的には、どうも「よくわからない現代魔法」なんて呼ばれたりしてよろしくないようですが、ここまで来たのですし、最後はピシッと締めて欲しいところです。

それはそうと、今週のサブタイトルは、先週も書いたとおり、「20年前から出版されている有名なコンピュータ科学のコンパイラのテキスト。表紙が竜だったことからそう呼ばれる」というような意味かと思われますが、どういう関係があるのでしょうね。

ということで、よくわかる現代魔法 第11話「Dragon Book」感想行きます。

原作は、完読済み、マンガはコミックス+α程度読んでいます。世界観などは、小説版の方に書きました。大きなネタバレはしていませんので、興味がある方はそちらを。
小説「よくわかる現代魔法 6 Firefox!」
コミックス「よくわかる現代魔法 1」

あらすじ:
その日、坂崎 嘉穂ちゃんは、お腹がすいたという森下 こよみちゃんに、自販機のカレー缶を勧めていました。

姉原 美鎖のゴーストスクリプトは、どうやら聡史郎には見えないようです。それは、聡史郎が幼いころから美鎖の魔法コードが大量にふりかかった食事を採ってきたため、魔法に耐性ができていたためでした。

しょして、美鎖と一ノ瀬・弓子・クリスティーナちゃんは、ゲーリー・ホアンと、ジャンジャック・ギバルテスに立ち向かいます。ギバルテスの剣のコードが、聡史郎を貫きますが、魔法に耐性がある彼には通じません。

そのころ、森下 こよみちゃんと坂崎 嘉穂ちゃんは、人払いのコードから、隠れていた美鎖本人を見つけます。

一方、弓子ちゃんは、6年前とは違うとばかりに、ギバルテスを魔法で打ち払います。ギバルテス、ホアンの敗戦かに見えたこの戦いですが、弓子ちゃんがこよみちゃんからの美鎖発見の電話に出ている隙に、死んだ振りをしていたギバルテスのコードが彼女の胸を貫きます。

そして、ホアンの子ちゃんを「筐体」として使うという思惑通り、瀕死の弓子ちゃんの体が突如光りだすと、彼女の中から魔女ジキタリスが現れます。

感想:
ちょっともったいないかな?原作でも結構そうなんですが、剣のコードの乱発による正面からの激突だと、展開に変化がないため飽きるんですよね。

テレビでは、せっかく絵が見えるんですから、マクスウェルのコードとか、「盾となれ我がコード」とか、使えばいいのにね。見栄えや緩急がまったく違うと思うんですよ。おかげで、白い悪魔とかの方などと比べると、戦いに見劣りがしました。

弓子ちゃんが後ろからやられる部分からジキタリス復活の流れは、悪くなかったとは思いますけれど。

まぁ、魔法ものも、なかなか見せ方のバリエーション的には難しくなって来ているのと、弓子ちゃんが古典魔法なので現代魔法のコードを使えないのが厳しいですか。ひとまず次週に美鎖とこよみちゃんが戦いに参加したときの見せ方に期待します。とくに、こよみちゃんのたらいの使い方ですね。

あ、ジキタリスの魔法もちょっと楽しみかも。中の人がんばれ。(苦笑)

ところで、聡史郎が〈幻想殺し(イマジンブレーカー)〉だなんて意見をどこかで見ましたが、どうなんでしょう。魔法が効かないだけなのでちょっと違うかな?

次回は最終回。「TMTOWTDI」。

「There's more than one way to do it」の略です。これは。Perlというコンピュータ言語の「やり方はひとつではない」というスローガンです。今週の「たった一つの冴えたやり方」に対抗するものですね。

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※注意:TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願います。