P Pandora Hearts 第23話 「軋む世界」です。

さぁて、今週からは、ラストに向けてオリジナル展開という噂ですが、どうなんでしょう。

謎と伏線が積み上がっていますが、さすがにこういう謎を中心に据えているストーリーを展開している以上、投げっぱなしというのはありえないでしょう。特に最近のビジネスモデルがDVDなどの購買に支えられている以上、そういうラストを作ってしまうと、売り上げに響きますしね。

とはいえ、原作が終了していないのも事実なので、作者の予定に合わせてラストを作るのか、それともオリジナルにするのか非常に気になります。

できうれば、1期のハガレンのように、原作とは違ってもそれでも面白いと思えるラストになればいいのですが。

ということで、Pandora Hearts 第23話 「軋む世界」感想行きます。

原作は既読です。全巻持っています。最新巻も買いました。

あらすじ:
100年前のサブリエの悲劇の真実を知るために、アリスの記憶の欠片を求め、パンドラに協力し違法契約者の取り締まりを行うオズ=ベザリウスたち。しかし、アリスの記憶の欠片を持つチェインは見つからなかった。

他の方法をと考えたギルバート=ナイトレイは、ナイトレイ家に戻り弟ヴィンセント=ナイトレイから百年前の真実を聞き出そうとする。アヴィスへと降りる手段は、バスカヴィルの扉がないと開かないためだ。

同じ頃、オズとアリスもヴィンセントを訪ねるが、ヴィンセントはオズに会おうともせず、居留守を使ってエコーにオズを追い返させる。

一方、ヴィンセントに会うことに成功したギルバートだったが、彼は100年前のことはギルバートに何も覚えていないと語る。

行き詰まったオズたちは、オズがアヴィスに落ちるきっかけとなった成人の儀を執り行った屋敷へと赴く。

名前の読めない墓の前に立っても、「レイシー」のオルゴールを鳴らしても、また儀式を再現しようとも、アヴィスへの扉は開かない。

しかし、そんなオズやアリスたちを蟲(グリム)が突然襲う。『血染めの黒うさぎ』の力でグリムを蹴散らしたオズたちだったが、首都レベイユが焔に包まれていることに気付く。

感想:
今週がくるまでは疑心暗鬼だったのですが、まさにオリジナル展開でした。

しかし、何が違うのか分からないのですが、ちょっと今までとは肌触りが違う感じでした。屋敷に戻ってという、ちょっと感傷的なシーンも今一つ感慨に耽ることができませんでしたし。というのも、原作のファンだからですかねぇ。

ところで、この展開だと、なんとなくラスボスはヴィンセントっぽいですね。バスカヴィルの民とも繋がっていますし。彼に何かトラウマ的なものがあって、そのためにサブリエの悲劇を引き起こしたのでしょうか?ただそれだと、アリスに繋がらないんですよね。やはり彼だけはでなく、そこにはオズ(ジャック)かギルバートが絡まないといけないんでしょう。

そうなると、ヴィンセントの暴発のひき金を引いたのがギルバートということでしょうか。ならば、グレンとどう絡んでくるかですよね。サブリエの悲劇の二面性(グレンが命令してバスカヴィル家の民が暴れたのとヴィンセントが何かを行ったこと)から考えると、やはりそのつなぎとなるのがエリオット=ナイトレイなんでしょうか。それでも100年前の二人は、どうも繋がらないんですよね。う~ん。つなぎがアリスなのかな?

ということで、次週もますますオリジナル展開のようです。

でも、今週裏エコちゃんが出なかったということは、もうやっぱりなさそうですね。残念。

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※注意:TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願います。