P Pandora Hearts 第22話 「失意の対価」です。

今日は出張で少し時間があるので、Pandora Hearts をハルヒより先に行っておくことにします。

しかし、Pandora Heartsもあと少しで終わりです。どんどん伏線を張りまくっていますが、回収するには残りが少なすぎる気がするんですけれど、どう終わるのでしょうか。って、ここ暫く同じことばかり書いている気がします。

今週は、ひとつの山場なので、その着地点が少し見えるのでしょうか?

ということで、Pandora Hearts 第22話 「失意の対価」感想行きます。

原作は既読です。全巻持っています。最新巻も買いました。

あらすじ:
ザークシーズ=ブレイクとバルマ侯爵の証言によってアヴィスの意志の真実が明らかになる。

ギルバート=ナイトレイを連れアヴィスの深淵にやってきた幼いヴィンセント=ナイトレイは、アリスに語る。ジャック=ベザリウスはやって来ないと。ジャックは、サブリエの悲劇の中、グレン=パスカヴィルと剣を交え血だらけでもう死んでいるだろうとも。

どうやら、ヴィンセントはアリスをずっといじめ続けており、彼女は彼を嫌っているようだった。

哀しむアリスの慟哭に呼応するように、アヴィスの深淵の空間は崩壊する。いずこかへと飛ばされるヴィンセントとギルバート。ブレイクは、アリスに彼の望む過去を変えてくれるなら対価として何でも差し出すと語る。

そんなブレイクの語りを補足するように、アホ毛バルマ侯爵は、ジャックのバルマ家に伝わるジャックの日記の一文を語る。それは、アリスについての秘密だった。

100年前アリスは、アヴィスの力を手に入れようとするグレン=パスカヴィルブレイクによって幽閉されていたのだ。そして、そのアリスは一人ではなかった。双生児だったのだ。彼女の片割れはアヴィスに捕らわれており、1日の半分ずつこちら側の世界に現れていたのだった。

バルマ公がその情報を与えたことの狙いは、アリスを確保しさらにはブレイクを詰問し、アヴィスについてのさらなる情報を引き出すことだった。そしてさらなる真実を求め、ブレイクを追及しようとするバルマ公だったが、オズ=ベザリウスはジャックの名を使い、その目論見を阻止する。

どうして庇うのかと尋ねるブレイクに、オズそしてアリス、ギルバートは、仲間だからと語る。

ブレイクは、アヴィス崩壊後の自分について語る。ブレイクが望んだ過去の改変とは、今から50年前に殺された自分の主人の命を救うこと。それは、アヴィスの意志によって聞き届けられた。ブレイクがレインズワーズ家が管理する門の前に現れたとき、彼の生きていた世界から30年以上も時間が経っていた。ブレイクの願いは聞き遂げられたが、彼の主人はその後殺され、そしてその一族までもが全て途絶えていた。ブレイクの望みは、改悪にしかならなかったのだ。

感想:

ということで、かなりの謎が語られました。アリスとアヴィスの意志の関係とか、ヴィンセントが絡んでいることとか、グレンが当初からアヴィスの力を手に入れようとしていたこととか。

しかし、時系列がややこしいですね。ブレイクがアヴィスの深淵にやってきたときに、サブリエの悲劇が起きてヴィンセントがやってくる、しかし、サブリエの悲劇は100年前で、ブレイクが生きていたのが50年前。やはり、アヴィスという空間には、時間の概念がないのですね。と、一言で済ませて良いのやら。

あのアヴィス崩壊の後に、ヴィンセントとギルバートは、ナイトレイ家に飛ばされるわけですが、どうもギルバートの役割りがまだ不明確ですね。

そしてもう一つ、今回の話では、なぜオズが彼の父に疎まれているのかが分かりません。きっと過去に関係がありそうな感じなのですが。

あと、アリスについては、実空間とアヴィス空間にそれぞれ捕らわれていた双生児ということなら、今のアリスは優しい方のアリスなんでしょうか。(ややこしい)ならば、実空間にいたアリスはどうなったのか?しかし、サブリエの悲劇の50年後から来たブレイクが会ったアヴィスの意志は、ホワイトアリスだったので...。と考えると、今の黒アリスは人間の実空間側のアリスということになるのでしょうか。

さてさて、いよいよ謎解きになるのか、次週ぐらいからオリジナル展開なんですかね。

http://blog.livedoor.jp/t_cherry398/archives/51274943.html

※注意:TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願います。