N 続 夏目友人帳「呪術師の会」です。

夏目友人帳の二期もそろそろ終わりが近づいてきています。

二期も今まで一期と同じような展開が続いて来ました。しかし、夏目は先週やっと大切な人を守りたいということで、自分から動きました。いよいよ、一歩前に進む感じでしょうか。

今週はいよいよ的場一門が登場するということで、恐らくは大きな動きを見せる展開になると思われます。大きな壁にぶち当たるのか、さらに一歩前に進むのか楽しみにしたいと思います。

ということで、続 夏目友人帳、第十一話感想行きます。

原作は既読です。うん、今週の話しはさすがにキーになる回なので覚えているぞ。(汗)

あらすじ:
藤原家を妖から守った夏目は、大切な人のために何かをしたいと願うようになっていた。

そんなある日、夏目は傷ついて飛ぶカラスの妖を見掛ける。傷ついて落ちたその妖に追いついた夏目を、カラスは救いを求める目で見つめる。と、その瞬間、巨大な首だけの妖が、カラスを一呑みにする。

驚く夏目の前に現れたのは、名取とその式・柊だった。名取は、その妖がこの辺りを荒らすので、後を追っていたと語る。そして、名取は夏目にこの妖を封印するために組まないかと語る。夏目にはそのための力があると。そして名取は、夏目に呪術師の会合に参加しないかと誘う。夏目は、自分と同じ力を持つ人間であれば同じ悩みを共有でき自分のやるべきことが見つかるのではと、呪術師の会に参加することにする。

呪術師の会合で出会ったのは、七瀬という女だった。彼女は的場という呪術師の一門の長の元で、秘書をしているという。そして、七瀬は夏目レイコのことを知っていた。彼女は、夏目にレイコのことを色々と聞いてきた。祖母のことを今まで聞かれることもなかった夏目は、七瀬に好感を持つ。

七瀬は、名取に例の妖を封印するための壺を渡し立ち去る。

夏目は、名取が妖を封印する手助けをしたいと、妖を探す陣を手伝う。そして、陣が示したのは、その妖がこの会の建物内にいるということだった。力を持つ呪術師は、妖にとって美味だったのだ。

自分のできることを探し焦る夏目は、建物内を妖を求めて探し回る。そしてついに、柊の一太刀で傷ついた妖を見つける。しかし、柊もまた傷ついていた。柊を喰おうとする妖を助けようとした夏目は腕を喰われる。しかし、そこには柊が描いた護符があった。

妖を殴り飛ばした夏目は、名取と共に妖を封印するための陣を描く。ニャンコ先生斑に追われた妖を夏目と名取は陣の力を使い壺の中に封印することに成功する。

自分が役に立つことができたと心をおどらせる夏目だったが、その壺を七瀬が取り上げる。彼女はその妖を式にしようと、用済みにしたカラスを囮にしていたのだ。それを知り怒りに震える夏目に、七瀬は妖は忌むべき存在であり、決して心を許してはならないと語る。

夏目は、自分と同じように妖が見える人間とは悩みを共有できると考えていたが、それが間違いであり、その人間こそ自分にとってそして友人帳にとって危険な存在だと考える。

感想:
いや~、やっと来ましたね。的場一門。

本来は、名取がそういう位置付けだったのかもしれませんが、妖嫌いから転び夏目どうようの良い人になってしまいましたから。いや、名取と柊の関係は、柊の立ち位置も含めてすごく好きですけどね。

ここまでの夏目は、自分が自分の大切な人に何ができるのかと悩んでいました。そしてもう一つ、妖が見えるということで、友人帳を持っているということで、特殊な位置にいることで悩んでいました。

藤原家に来たことで、初めて人との関係を大切に思うようになった夏目。

友人帳を通して、ニャンコ先生を始め人間と良好な関係を保つ妖たちと出会い、大切に思うようになった夏目。

実は、非常に微妙な場所に立っていますね。名取は、妖嫌いを演じることで妖とは一歩距離を置いています。七瀬は、妖を敵と見なし利用することしか考えていません(いないように見える)。多軌は、妖を見るだけで、近づくことができません。みんな、妖が見えるとはいいながら、人側に立っていますね。

でも、夏目は友人帳が示すように、どちらかというと妖の側に立っています。人間との関係が増えるということは、それがどんどん微妙になっていくということでしょうね。七瀬の登場のように。

さて、次週はカイの登場です。カイの話しは恐らく一話では終わらないので、二週に渡るんでしょう。ということは、ラストエピソードですね。楽しみにしましょう。

http://blog.livedoor.jp/ms_2001/archives/50664769.html
http://blog.livedoor.jp/j_uventus/archives/51572811.html

※注意:TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願います。