N 続 夏目友人帳「仮家」です。

夏目友人帳もそろそろ終盤が近づいてきています。地道に夏目と妖や人との関係を描き続けてきて、好感触ですが、最後にもう一盛り上がり欲しいところですね。

今週は、夏目が住む藤原家に関わる事件ということで、いつものように一歩引いた態度はとれないでしょう。学校の仲間たちや、ニャンコ先生と妖たちとの関わり合いで成長した夏目がどういう言動を採るか、楽しみに見たいと思います。

続 夏目友人帳、第十話感想行きます。

原作は既読です。内容を忘れてきたので暇を見て読み返し中。

あらすじ:
夏目とニャンコ先生は、森の中で怪しい妖に襲われる。姿は見えなかったが、その凶暴な雰囲気に二人は逃げ帰る。

翌日、下校途中で出会った下宿先の藤原 滋と共に帰る夏目は、家の門の外で変な絵を見掛ける。滋が昔見掛けたことがあるというその絵は、ニャンコ先生が戻ったときには消えていた。しかし、その代わりに、今度は裏の庭が荒らされていた。

滋は昔、同じような経験をしたことがあり、フシギな少女がその事件を解決したと語る。もしや夏目レイコではないかと思った夏目は、滋に話しを聞く。

かつて子供の頃、滋は、レイコと思われる不思議な雰囲気の少女と知り合う。そして暫くが経ったころ、玄関先に今回と同じような絵が見つかった。さらには、庭が荒らされ、滋の家族が病気になったり怪我をしたり怪しい出来事が起きた。

その話しを聞いたレイコは、滋の両親が居ないときに、彼の家を訪れる。そして、彼女は、二階の部屋に入り込み何かを行う。滋が部屋を訪れると、そこは荒れていた。しかし、不思議なことにその後、怪しい出来事は起きなくなった。

レイコは、その事件の後、なぜか滋を避けるようになってしまったという。

その話しを聞いたニャンコ先生は、それが気に入った家に住む人間を追い出し代わりに住むカリメという妖だという。レイコに追い出されたカリメが、復讐も兼ねて戻ってきたのだ。

塔子さんなどの生気を手に入れ巨大化したカリメが夏目を襲う。カリメに喰われそうになった夏目は、その刹那にカリメのレイコについての記憶を垣間見る。

「ここは私のお気に入りの子の家なんだから」

危うくニャンコ先生に救われた夏目は、レイコが行った方法でカリメを家から追い出すことにする。

「この家の人を苦しめるなら 出て行ってもらう!」

ついに、夏目はカリメを追い出す。

激しい物音に気付いて部屋にやってきた滋に、夏目は嘘をついて繕うことを戸惑い、弁償をすると語る。しかし、滋は笑ってここは夏目の家なのだから弁償などする必要はないと語る。

感想:
こここれは良い話だぁ。二期ではNo.1だったんじゃないかなぁ。

夏目は、今まで人間と妖の間に立ち、いかにもいい子という感じで両方の間を取り持ってきたわけです。しかし、今回は、自分の居場所を自分が好きな人を守るという意志の元に、明確に妖に刃を向けました。

もちろん多軌を守るときなどは闘ったわけですが、あくまでもお人好しの人助けなんですね。自分のという部分が見えたのは、初めてではないかなぁ?それだけ、人間との繋がりが出来てきたということでしょうか。

最後の滋氏と夏目の会話の部分では、ウルウル来てしまいました。「この喜びをどうやって返していけるだろうか 大切な、この人たちに」という部分ですね。

あと、絵が今までとは少し違いました。ちょっと癖があるけれどいい感じ。しかも、綺麗でかなり動く。

原画は三人、動画は一人ですか?少ないから安定しているのか。エンディングの絵に近いのかなと思ったら、原画の一人がエンディングの作画をやっている岸田隆宏さんですか。なるほど~。

ということで、次週はキラキラ輝く名取の登場ですね。呪術師の会ということは、あの人たちも出てくるのかな?

http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/51210280.html

※注意:TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願います。