R レンタルマギカ「旧き都の魔法使い」三田誠
角川スニーカー文庫 ISBN:978-4-04-424921-2-C0193

8ヶ月振りのレンタルマギカの新刊です。

もっと久しぶりな気がするのは、本編が実は1年半振りだったりするからですかね。短編集3冊に番外編1冊間に挟みましたから。

でもまぁ、いつもながらに短編集や番外編とはいいつつも、本編に絡んでくるお話しがたっぷりではありましたが。だから、気が抜けない。(苦笑)

ということで、いよいよ大詰めでしょうか。感想行きます。

ということで、いつもながらに当てにならない出版社のあらすじを引用しておきます。

あらすじ:
いつき、穂波、アディリシアら修学旅行生で賑わう新幹線。京都に向かうその車両には、なぜか猫屋敷ら〈アストラル〉面々の姿もあった--。

発端は事務所に届いた一通の手紙。

そこには猫屋敷が本来所属する結社〈八葉〉当主の危篤と、貸し出し魔法使いの依頼が書かれていたのだ。

折しも〈八葉〉の所在地は京都。修学&社員旅行気分で向かった「旧き都」だったが、霊脈を造り直してほしいという難題が〈アストラル〉を待ち構えていた!

感想:
京都っていうのは、いいですねぇ。学生時代は、京都で過ごしていたんですよ。懐かしい地名などが出てきました。

それはそうと、今回からやっと話が動き始めました。軸になるのが、猫屋敷 蓮でした。彼の生い立ちから、元々所属していた京都の陰陽道結社〈八葉〉との関係などが明かされます。なかなかショックな内容でした。〈アストラル〉に拾われる前に猫屋敷が荒れていた理由が判りました。

<以下、本の中身に言及している部分があります。ネタバレはしないように気をつけますが未読の方はご注意を>

しかし、蠱毒ですか。陰陽道らしいというか、中国というか。今まで出てきましたっけ?まぁレンタルマギカ自体が「異種魔法格闘戦」と言っているわけですから、蠱毒のような間接的で時間がかかるものは出しにくいですね。あ、でも以前アディ関係で何かあった気がする。(汗)

さて、お話の筋としては、〈螺旋なる蛇〉との本格決戦でしょうか。確か三田さん前回の後書きで次回が第二部のまとめと書いていましたが、その導入ですね。つまり何にもまとまっていない。第二部のクライマックスが始まっただけって感じです。

やはりというかなんと言うか、〈螺旋なる蛇〉の狙いはやはり伊庭 いつきでしたか。まぁ、〈螺旋なる蛇〉も〈協会〉も同じ穴の狢というかどちらが正しいか今のところ分からないですね。フィン・クルーダの話だけ聞いていると、〈螺旋なる蛇〉の方が正しく聞こえたりするんですが。

あと、今回はあの人たちが本格参戦でしょうか。京都が舞台ですから奈良は近いですもんね。ファンも多そうなのでちょっと楽しみかも。

さて、いつきがああなってしまって、しかも〈螺旋なる蛇〉の座がまた増えて、皆大変な状況ですが、望むべくはせっかくの京都就学旅行なんですから、いつきとアディの関係にもイベントをあげてくださいな。

次回は夏ごろですか?まちどおしいなぁ。