T とある魔術の禁書目録<インデックス>「必要悪の教会(ネセサリウス)」です。

禁書目録も第三話目となって、オープニングにも完全に慣れました。むしろカッコいいに変わってきています。どんな曲も3度聴けば慣れるというのが本当なのか、いや確かにカッコいい曲だという気もする。あ、カッコいいのは、最初からそう感じていて、オープニングとしての派手さの問題だったっけ?

まぁいいや、で、「とある魔術の禁書目録」第3話感想行きます。

原作小説は全巻既読です。マンガ化本も正伝、外伝ともに既読です。なので、フィルターかかっている前提でお願いします。

あらすじ:
インデックスの中に眠る『自動筆記(ヨハネのペン)』は、彼女の危機に際して、彼女を守るべく自動起動した。そして、小萌先生に、インデックスにマナ(生命力)を供給するための魔法を行わせるようとする。

自動のインデックスは、小萌先生の卓袱台に魔方陣を描き、そこに祭壇を構成する。そして、天使の力を借りて、インデックスの傷の治療を行おうというのだ。

魔法を素人が行うことは、非常に危険な行為であるが、小萌先生は無事それをなし終え、インデックスの生命の危機は去る。

小萌先生は、翌日たずねて来た当麻に、事実を説明するように追及するが、当麻に説明する知識があるはずもなかった。

小萌先生の計らいで、二人っきりになった当麻とインデックス。インデックスは、当麻に、彼女が属する世界について語って聞かせる。

世界に広がる世界一の宗教、十字教。その中でも、大きな力を持つ三大宗派のひとつでありロンドンに本部を置く「イギリス清教」にインデックスは属していた。
イギリスは「魔女狩り」など対魔術の本場であり、必然的にその組織の中には、対魔術用の組織、イギリス清教第零聖堂区「必要悪の教会(ネセサリウス)」が構成されていた。

「必要悪の教会(ネセサリウス)」は、対魔術用の組織であるが故に、対魔術用の力として、10万3000冊の魔道書を魔道図書館としてのインデックスに持たせたのだ。

しかし、それを聞き驚愕する当麻だが、インデックスに対しての態度を以前と変えることはなかった。

しかし、そんな二人の様子を影から観察する二人が居た。一人は、当麻と戦ったステイル=マグヌス、もう一人は...。彼らはなぜ、インデックスを泳がせておくのだろうか?

そして、その夜、インデックスと出かけ、彼女とはぐれた当麻の前に、ルーンで人払いの魔術を行い、神裂 火織と名乗る女性が現れる。彼女は、昼間にステイル=マグヌスと居た人間だった。

感想:
第1話は駆け足っぽくて心配しましたが、2、3話は、遅くもなく早くもなくといった感じで、いい展開に思えます。

さて、今週は、瀕死の重傷を負ったインデックスの復活と、十字教側の世界観の説明がテーマでしょうか。

瀕死のインデックスといっても、彼女を回収しようとする「必要悪の教会(ネセサリウス)」側が、高みの見物をしゃれ込んでいることや、当事者の当麻が居ないこともあって、危機感はさほどありませんね。それよりも、「ヨハネのペン」とインデックスの中に眠る魔道書の力を見せることに時間が割かれた感じです。それは、絵や動きの良さもあって伝わった気がします。

もうひとつが、十字教側の世界観の説明ですね。こういう世界系ネタ好きです。インデックスの語りだけでも十分なのですが、それと対にしてステイル=マグヌスと神裂 火織を置くことで、この二人がインデックスが語り、当麻が反発する「必要悪の教会(ネセサリウス)」とは少し違う、先週までの印象とも少しずれていると思わせることに成功していると思います。もっと、楽しそうなインデックスと沈むステイル=マグヌスの対比が明確でもよかったかも知れませんが。

さて、いよいよ次週は神裂 火織戦ですか。楽しみですね。

しかし、小萌先生はすごくいい先生ですね。

#TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願います。