6v20kcql 小説版「電脳コイル 6」宮村 優子、磯 光雄
トクマ・ノベルズEdge ISBN:978-4-19-850793-0

小説版:電脳コイルの6巻目です。
5巻から6巻の間に、電脳コイルの再放送も終わり、DVDの最終巻も出てしまいということで、残るはこの小説版だけになってしまいました。
小説はというと、まだ折り返しぐらいでしょうか。

ということで、感想行きます。


出版社からあらすじを引用しておきます。

あらすじ:
お祭りの神社で発生した火事と“赤い柱”についての噂の中心には「イサコ」の名があった。
不穏な空気を漂わせはじめる大黒市で、7年前の事件の真相を探ろうとするヤサコたちは、《メガネ》の秘密に迫ってゆ く――!

感想:
作者の宮村さん、アニメのサブタイトル間違えていますよ。「カンナの手紙」ではなく「カンナの日記」です(汗)。
ここに書かれています(笑)。
きっと小説では、手紙が日記の役割りをするんでしょう。手紙の中身は、まだ明かされていませんが。

まぁそれは置いておいて、今回は、5巻に増して怒濤のオリジナル展開です。迷路がないとどの辺りか分からないぐ らい。宮村さんの勘違いはあれども第10話辺りなんでしょうね。まだ折り返しにも来ていない。

ただ、アニメ版では、ここからしばらくおま けの話が続いたので、ちょうど折り返しぐらいでしょうか。とはいえ、4巻からアニメでは3話しか進んでいません(汗)。

さて、ストーリーですが、先にも書いた通りますますオリジナル展開です。アニメでは余り表に出てこなかった人も登場します。

<以下、小説の内容に言及するところが あります。ネタバレはしないつもりですがご注意を>

今まで、イサコとヤサコやその他大黒小のメンバーとのやりとりを濃密にやりすぎたためか、その関係を壊すためのイレギュラーが必要になったんでしょうか。

観音小の子供たちが、「オバちゃん」タマコのさしがねというのも含めてタマコの立ち位置が違いますね。
もちろん、最初の感想から言っている通り、ハラケンのキャラがというかヤサコとの 接し方が違うため、当然オバちゃんもヤサコとの接し方が違ってくるんでしょうが。

後は、ヤサコたちを呼び出したあの人ですね。

アニメ版では、猫目と通じていた人なんでしょうか。そうではなく、ひょっとしてこの人があの人ならもっとサプライズですが。でも、そうするとストーリーとい うか、猫目の動機付けとかが、全然変わっちゃいますが。

ところで、やっぱり小説版の子供たちは、総じて大人びていますね。小学生がものを考えないわけではなく、大人とは違う価値観で行動していた気がするんですが、どうも小説版は大人に近すぎる気もします。そのためか、心理描写が強すぎて、 若干物語の展開を阻害している気もします。

さてさて、小説版でやっと雪解けかと思われたハラケンとヤサコですが、まだまだ先は長そうで す。
物語全体も、アニメ版ではこの辺りから、ヤサコ、イサコそしてハラケンに集約されて行ったのですが、まだまだ拡散して行きそう。

次 は10月ですか。待ち遠しいなぁ。