Lcsoa3ob 図書館戦争「状況一一 死闘!茨城県展警備」です。

いよいよ大詰め。
と思ったら、アバンがないですね。そう言えば、そろそろ人も一回りした感じがします。後は、稲嶺図書司令ぐらいでしょうか。

ということで、図書館戦争も第11話です。


あらすじ:
茨城県展の開催が近づく。

図書隊タスクフォースは、手塚慧のリークにより良化隊の行動を知る。

良化隊の攻撃は、開会の前一回だけ。それに向けての準備の中、郁は堂上に基地の片隅の温室に咲くカミツレの花を見せる。
その花を見ながら明日の決戦への決意を語る郁に、堂上は自分の命を守るように語る。

この闘いは良化隊の面子を守るためのもの。そのため闘いは日野・小田原をしのぐ激闘になるだろう。

ついに、激闘の幕が開く。

良化隊の無茶な突撃の中、手塚も郁も成長を見せる。そして、ついに決められた戦闘時間は終了を迎える。図書隊は、展示作品『自由』を守りきったように見えた。

しかし、引き上げたはずの良化隊員の中に、協定を無視し展示作品を狙う暴徒が。作品を守ろうとした玄田隊長が凶弾に倒れる。

さらに追い詰められた図書館長は、検閲対象の図書に火を点けようとする。それを妨げようとした堂上だが、館長の銃口が堂上を狙う。

感想:
いよいよ闘いです。

本来は、イデオロギーの激突のはずなんですが、そうではないということを小牧たちが語ります。ここで、あいかわらず図書隊だけが正義の味方になっていますが、本来は力を持ってぶつかる時点で、どちらが正しいとは言えないと思います。

イデオロギーの表現手段を間違えているのは、館長もどうようですし、自分の命を掛けて作品を守ろうとする玄田の行動も自分的には称賛されるべきものではないと思います。

かといって、館長の無抵抗主義は単なる「無気力主義」もしくは「傍観主義」なので気に入りませんが。「無抵抗」でなく「実力行使をしない」ならいいのですが。

しかし、郁が発砲してしまった後の描写は良かったですね。あそこが良心のありかでしょう。ただ、堂上の手塚を対象にした慰めの言葉は間違いだと思いますが(汗)。

ということで、次週が非常に気になるところで終わってしまいました。

どうなるんでしょうか。