Uy0w4yyd 「黄昏色の詠使いVI そしてシャオの福音来たり」細音啓
富士見ファンタジア文庫 ISBN:978-4-8291-3276-0-C0193

「黄昏色の詠使い」も第一楽章が終わり、この本は幕間の短編集です。
ネイトとクルーエル意外にも色々登場人物も増えてきているので、その辺りの人の描写があるといいですね。
特に<イ短調>辺りをやってほしいところですが。

ということで、感想行きます。

出版社から引用しておきます。

あらすじ:
ドラゴンマガジン掲載され話題を呼んだ、ネイトとクルーエルの学園生活を描く短編3本に、書き下ろし短編5本を加えて登場。
ネイトと至高の歌姫が出逢う書き下ろしでは、空白名詠の知られざる真実が明らかになる!

感想:
あらすじではないですね(苦笑)。

ということで、短編ごとに感想で補填を。

赤奏『あなたに贈る小さな黒歌』
「赤」なのでネイトとクルーエルのお話し。というより、ほとんどネイトのお話しですね。
ちょっと小恥ずかしい内容です。まだ短編に慣れていない感じ。

緑奏『探せ、そいつはあたしのだ!』
「緑」なので、ミオが主役です。ちょっとミオが気に入ったりしています。一番は、クルーエルだけれど。
完全なるサイドストーリーで、ラノベの短編集によくある自作パロディって感じのお話しです。この話しが一番面白かったかも。きちんと、詠唱と反唱が出てきますし。

青奏『アマデウスを超えし者』
青なのでケイト先生かと思えば、アーマが主役でした。
これも、スラップスティックなお話し。それなりに面白いです。
特にお話しにほとんど関係しないクルーエルの最後のセリフが秀逸です(笑)。

白奏『花園に一番近い場所』
白なので、エイダのお話しかと思えば、ネイトのお話しでした。白は白粉のことですかね。
とにかく、先生方のネイトを見た反応が爆笑ものでした。イブメリー(大笑)。
面白いんですが、詠唱が出てこないのが難点。

黄奏『走れ!そいつはあたしのだ!』
黄色なので、サージェスかと...(以下略(苦笑))。
いや、サージェス活躍したかも。
満遍なく皆が活躍するお話しで、先は読めますが、なかなか楽しかったです。

虹奏『また会う日までの夜想曲』
虹なので、もちろんカインツのお話しです(苦笑)。
彼がトレミア・アカデミーを卒業するときの話。イブマリーももちろん登場。笑うということでない面白さは一番ですね。なかなか、ジンと来ました。

禁律・夜奏『アマリリスは真夜に咲いて』
アマリリスと、そして夜奏なので恐らくあの人の超短編。
いつも以上に思わせぶりなセリフが一杯ですが、今のところは意味不明(笑)。

禁律・空奏『そしてシャオの福音来たり』
空白なので、もちろんシャオの登場。
第二楽章の序章ですね。この先あの人が絡んでくるんでしょう。ネイトの敵(?)になりそうですね。

ということで、前半は、いつもよりも直接的な表現が多くて読みやすかったのですが、後半はいつも通りに思わせぶりな感じでした。この言い回しが「黄昏色の詠使い」の特徴でもありますが。細音さんのサイトの用語解説がないと苦しいです(苦笑)。

細音さん、早くセラフェノ音語の解説を書いてくれないかな。