S_4 灼眼のシャナII「クリスマス・イブ」です。

空前の盛り上がりだった“壊刃”サブラク戦が終わり、クリスマス・イブ編ですね。
いよいよ終幕に向かってたたみかけですが、時系列のずれから原作と違う終わりになることは間違いなさそうです。
お手並み拝見ですね。

ということで、灼眼のシャナII第22話です。

あらすじ:
『炎髪灼眼の討ち手』シャナたちに倒滅されたと思われた“壊刃”サブラクは生きていた。どうやら、[仮装舞踏会]にとって、ここまでは予定の行動だったようだ。そして“逆理の裁者”ベルペオルは、計画の開始を告げる。

一方、御崎市には、坂井悠二の父貫太郎が帰ってきていた。それは、悠二に、弟か妹ができたことを告げるためだった。悠二は、守るべきものが増えたことを知る。

そしてシャナと吉田一美は、お互いの気持ちに決着を付ける時期が来たことを悟る。
二人は、悠二にそれぞれ手紙を出し、クリスマス・イブの晩に、どちらかを選んでもらうことにする。待ち合わせの場所は、新しくできた時計台だ。

そして、運命のクリスマス・イブの晩。

時計台の反対の端に佇み、悠二を待つシャナと吉田さん。そして、その中央に悠二がたどり着く。しかし、悠二の足がどちらかに向かう前に、大杖『トライゴン』の音が響く。
悠二の前に現れたのは、『大御巫(おおみかんなぎ)』“頂の座”ヘカテー様だった。ヘカテー様が『トライゴン』を悠二に向けると、彼の胸が光りだした。そして、悠二の体の中から現れたのは...。

感想:
いえ、キャプチャは単にツインテールに萌えただけです(汗)。

ううう〜む。やはりサブラクは生きていたのですね。二期で終わらせるのなら、サブラクは出ない。三期があるなら生きているとものさしにしていたのですが、これで三期確定でしょうか。
でも『非常手段』の描写がなかったけれど、どうやって助かったんだろう?

それはさておき、順に消化すると、千草母さんご懐妊はありました。あそこでただの病気はないだろうとは思っていましたが。ただ、悠二が旅立つ理由と残る理由と正反対の解釈として使われていますね。
しかし、子供の作り方をこんなおまけ的なエピソードで終わらせるのは、もったいないなぁ。

で、問題の『大御巫(おおみかんなぎ)』“頂の座”ヘカテー様登場です。ここで再登場するだろうことは、予想の範疇でした。しかし、あそこでいきなり、「零時迷子」抜き取りですか?予告編で明言していたので、間違いないですよね。(毎度次回予告ネタバレしすぎ)

で、注意警報。

<原作の中身に言及している部分があります。ネタバレには気をつけますが、未読の方はご注意を>

ところで、悠二と影の出会いがありませんでした。なので、フラグは立っていないと思うんですがどうでしょうか?
『大命詩篇』は、アニメではおそらく「零時迷子」抜き取りのためのツールとして存在するような気がします。そのために打ち込んだと。

ならば、この先、蛇があるかどうかはまだ流動的ですね。シャナが[仮装舞踏会]を蹴散らして終わるというのも何パーセントかはありそうです。

ただ、「零時迷子」の抜き取りで、いやな展開を思いつきました。それは、ヨーハンとフィレスです。
「零時迷子」を抜き取られるただのトーチになった悠二を救えるのは、「約束の二人 (エンゲージ・リンク)」だと思うので、吉田さんが「ヒラルダ」を使うというものです。これだと、バッドエンドっぽいですね。

どちらにしても、二話で収まるかどうか(汗)。

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