A_8 「ARIA」12 天野 こずえ
マッグガーデン ISBN:4861274826

アニメ第3期も後わずか、ARIAの新刊です。
今回は、初回限定版がありませんね。アニメの最終回に間に合わせるように緊急出版で、間に合わなかったって感じでしょうか。
最終巻なので、限定版を出してほしかったなぁ。

ということで、感想行きます。

今回は、最終巻ということで、前巻の『黄昏時』に続いて、藍華ちゃんのプリマ昇進、そして灯里ちゃんの一人立ちが描かれます。
もう、涙なしには見れません。

それは置いておいて、いつものようにということで、各話ごとにいきます。

Navigation 56 生き人形
これからの灯里ちゃんに待ち受ける変化を象徴させるようなお話しです。12巻を最後まで読まないと、それに気付きません。
そういう意味では、12巻に相応しい内容なんですが、やっぱり、Navigation 55『黄昏時』を12巻に持って来て、11巻にこれを入れた方がよかったかも。

Navigation 57 薔薇の名前
タイトル通り、藍華ちゃんのお話し。
というか、晃さんのお話しですね。
最後の藍華ちゃんメインになるお話しだったので、藍華ちゃん贔屓の自分としては、もっと藍華ちゃんを全面に推し出した話しにして欲しかった(号泣)。

Special Navigation 3人娘
3人娘がまとまって1本のお話しを作るのは、これが最後。
というか、実質はアリスちゃんメインですね。
最終巻でなければ、このお話しがでっかい一番と言いたいところ。バナナが食べたくなった。

Navigation 58 遙かなる蒼
ここからが、12巻の本題。灯里ちゃんのターン。
でも、最初の藍華ちゃんにおめでとうを言うシーンの方が好きだったり(汗)。
何が物足りなかったかというと、プリマの昇格試験なのに灯里ちゃんの誰でも幸せにする、どこからでも幸せを見つけるという灯里ちゃんの特徴が出ていなかったから。このプリマ昇格試験は寂しいです。そこがよければ、12巻は満点だったのに。
まぁ、皆でおめでとうはアリスちゃんでやっちゃいましたからね。

Navigation 59 未来
これが、ネット界騒然となったアリシアさんの衝撃の告白の回です。
ずっと言いたかったんだけれど、ネタバレになりそうで言えなかったことが。
すごくいい話じゃないですか。アリシアさんの告白のどこがいけないのか。どうして文句を付けるの?
というか、連載で読んだときは、灯里ちゃんの涙からアリシアの言葉のシーンでもう涙ぼろぼろでした。

Navigation 60 水の妖精
ん〜最終回のタイトルとしてこれでいいのか。というか、個人的には絶対『AIRA』そのものだと思ったんですけど。
最後に郵便屋さんも登場して嬉しいところですが、ポイントはあの人が漫画版初登場ってとこでしょうか。ケット・シーも登場して感激ひとしおです。
とまぁ、お話し的には半分後日談の内容です。灯里ちゃんがシャッターを開ける場面ではまたまた泣けてきました。
Navigation 56『生き人形』がここに繋がるわけですね。人形のおじいさんの言葉への灯里ちゃんの返事がここにあるわけです。

とにかく綺麗に終わっていて、でっかい感動です。またAQUAから読み直したくなりました。

天野せんせには「ごくろうさまです」より、「ありがとう」っていいたいですね。次回作もがんばってください。