F50yjykt 「電脳コイル 4」宮村 優子、磯 光雄
トクマ・ノベルズEdge ISBN: 978-4-19-850768-8

小説版:電脳コイルの4巻目です。
刊行ペースは、3ヶ月に1冊って感じですね。次巻は4月ということで、アニメの再放送が小説を追い越してクライマックスに差し掛かるくらいですね。
小説はというと...。

ということで、感想行きます。


出版社からあらすじを引用しておきます。

あらすじ:
〈コイル電脳探偵局〉と、〈大黒黒客クラブ〉は、《メガネ》を 賭けた“果たし合い”を決行する。
そのさなか、子どもたちが出逢った光景とは……?
そして、ヤサコが目撃したイサコの秘密とは!?

感想:
小説版の4巻は、アニメ版の9話「あっちのミチコさん」に対応するお話です。3巻が第7話で、少し消化ペースが落ちている?という か、大きいエピソードが続いたのか。
アニメ版の9話の感想は、この辺りにあるのです が、小説版とは感じ方が違うようです。

この小説4巻は、前半の山場ですがハラケンのあたりは、やはり映像のあるアニメの勝ちですね。あのぽつんと出現した電話機のイメージなど、小説では再現し切れていない感じです。悪くはないんだけれども。

さて小説版の良いところ。1巻から3巻の感想にも書いたのですが、小説では視点の移動に合わせて、モノローグの主体が移動します。
ヤサコ、イサコ、ハラケン、タマコ。基本的には この4人(プラス、マリリン・マリーン)の視点でお話が進行します。

前にも書いたのですが、モノローグでそれぞれの黒い部分が表面化し、 アニメよりもハードな印象がありました。

でも、3巻の終りくらいから、さらにアニメと印象が違ってきました。

<以下、小説の内容に言及するところがありま す。謎解きはしないつもりですがご注意を>

それは、明確に子供たちが協力し合うというところですね。
アニメ版では、なんとなく集まっていた「大黒黒客」や「コイル電脳探偵局」ですが、意思表示をしながら協力し合います。

アニメで後半足りないと思えた、子供たちの協力関係や、フミエちゃんやダイチの活躍が補填されているとすれば、今後も楽しみです。

あと、年齢制限は管理メガネという設定で、結局アニメ同様になっちゃったけれど、アニメと違う設定たち、マリリン・マリーンとかはどう絡むのか楽しみです。

ということで、次は4月、楽しみですね。