灼眼のシャナII「永遠の恋人」です。
今週もオープニングは変わりませんでした。いつ変わるんでしょうね？
一応、次のオープニング／エンディングは、１期同様にＫＯＴＯＫＯさんになるらしいのですが。１期のときは、「緋色の空」の方がかなり好きだったので、ちょっと心配です。今のオープニングもかなりいいので。
ということで、灼眼のシャナII第１４話の感想です。
あらすじ：
“彩飄”フィレスは、存在の力を喰らうことをやめているためか、憔悴が激しい。『炎髪灼眼の討ち手』シャナたちは、フィレスに歩ける程度の存在の力を坂井悠二から分け与えることにする。
フィレスは、普通の人間である吉田一美がその場に立ち会うことを厭うが、シャナは人を思う気持ちは誰にも止められないと、一美をその場に連れて行く。
フィレスが悠二の存在の力を喰らう間、『弔詞の詠み手』マージョリー・ドーの監察により意外なことが判明する。
それは、『零時迷子』に撃ち込まれた“壊刃”サブラクの自在式が、フィレスの『戒禁』の自在式を変質させているというもの。変質の結果、フィレスであろうとも『零時迷子』に手を出すと何が起きるか分からない状態であるという。
しかし、マージョリーが望んだ“銀”の情報は何も分からなかった。
一美は、ヨーハンを思うフィレス見て、清秋祭に彼女を誘う。それは、悠二を思う自分たちを見てもらうことで、フィレスに相手を思う気持ちは同じだということを見て理解してもらおうというのだ。
翌日、一美とシャナは、フィレスを清秋祭に案内する。
フィレスは、ヨーハンとの想い出を語りながら、祭りを楽しんでいるようだ。
それを見ていた『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルは、悠二にフィレスとヨーハンに付いて語る。
ヨーハンは、フィレスが戯れに拾った子供だった。そのヨーハンが成長するにつれ、二人の間はいつしか恋仲に変わって行った。そしてヨーハンは、フィレスと永遠に有り続けることを望み、自ら『零時迷子』のミステスとなり永遠の時間を得たのだ。
清秋祭が終わり、シャナや悠二たちはフィレスを囲み集まる。フィレスは、時間を与えてくれたことに感謝する。
しかし、それは清秋祭を見て理解する時間ではなく、フィレスの自在法『風の転輪』が完成するための時間だった。
そして、『零時迷子』の場所を伝える傀儡であったフィレスの分身が爆発し、フィレスの本体が現れる。彼女は、『インベルナ』に閉じ込めた悠二の中の『永遠の恋人』ヨーハンに出てくるように呼びかける。しかし、『零時迷子』から現れフィレスの胸を貫いたのは、“銀”の鎧を纏った腕だった。
そして、『封絶』の中動きを止めた近衛史菜と執事の腕輪が鈍く光る。
感想：
さて、粗筋が毎週長くなっているような(汗)。
それはさておき、いよいよ盛り上がってきました。
今週もいいところで終わりました。
“銀”については、オープニングで映像があったので、恐らくきちんと登場するんだろうなと思っていたのですが、ざっくりと登場しました。原作にある伏線がアニメではない中での登場なのでちょっと心配ですが、ひとまずどきどきして見ています。
こうなってくると、サブラクが二期のラスボスではないかという気持ちが、ますます強くなって来ました。というのも『戒禁』の話でサブラクの自在式をやっているので、それをなぜサブラクが撃ち込んだのか、誰の指示でやったのかがポイントになりそうだからです。
ならば、サブラクさん本人に登場してもらうしかないですもんね。
ところで、シャナの予告編はいつもやりすぎですね。
今週の予告編を見ると、近衛史菜について原作派はかなり先読みができてしまいます。
＜以下、未放映の原作の中身に言及している部分があります。原作未読の方はご注意を＞
しっかりと、“嵐蹄”フェコルーの姿が出ていたということは、執事がフェコルーなのでしょう。すると、史菜はやはり『大御巫（おおみかんなぎ）』“頂の座”能登ヘカテー様かもしくはその傀儡か燐子なのではないでしょうか。
あの腕輪は、傀儡を操るためか、もしくは“紅世の王”の記憶と属性を封じる宝具なんでしょう。
ところで、『風の転輪』は先週の感想通り、いきなり伏線なしで種明かしでした。ちょっと残念。しかし、一美とフィレスの交流はあったので、原作の宝具「ヒラルダ」の受け渡しはあるんでしょうね。
さぁ、次週が楽しみだ。
原作の感想はこちら。
１期や劇場版、ＯＶＡの感想は、このカテゴリを前へどうぞ。
[言及リンク]
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