S_14 灼眼のシャナII「清秋祭始まる」です。

アイキャッチは、二代目『炎髪灼眼の討ち手』であるシャナと、初代『炎髪灼眼の討ち手』のマティルダ・サントメール揃い踏みですか。
原作読んでいない人が勘違いするかも知れませんが、この人は、たぶん今期のアニメでは登場しません(笑)。
でも、カッコいいからキャプしてしまいましたが(汗)。

ということで、折り返しの灼眼のシャナII第12話の感想です。

あらすじ:
鍛練を続ける坂井悠二と『炎髪灼眼の討ち手』シャナ。二人は、何があっても立ち向かう決意を確認し合い、絆が深まっていた。

『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルは、“彩飄”フィレスのことだけでなく、悠二の“銀”の炎のことで悩んでいた。
『弔詞の詠み手』マージョリー・ドーに、この事実をどう伝えるか。“銀”はマージョリーがフレイムヘイズになるきっかけでもあるため、唯では済まない予感が彼女にはあった。

そして、清秋祭の当日がやってきた。御崎高校は盛り上がりを見せていたが、人と人の接触を確認するように風が学校へと吹き寄せていた。

清秋祭が開幕。仮想パレードが始まる。
悠二、シャナたちは、このひとときを楽しもうとパレードを続ける。一方ヴィルヘルミナから“銀”について伝えることがあると聞いたマージョリーは、心休まらない状態で、パレードを見ていた。しかし、マージョリーも田中や緒方たちのもてなしに、ひとときの安らぎを得ていた。

パレードが終わり、悠二と吉田は、誰も来ない学級展示の受け付けをしていた。吉田は、悠二に、彼がシャナと吉田のどちらかを選ぶまで待っていると伝える。

そして、いよいよパレードの優勝者の表彰が始まった。
悠二と吉田も入賞し、表彰の壇上に上がる。そして、優勝はなんとシャナだった。
シャナは、優勝者インタビューのマイクを使い、悠二に自分の気持ちをハッキリと伝えようとする。

そのとき、悠二の隣にいた女子生徒の手が彼に触れた。

その瞬間に疾風が吹き荒れる。そう、『風の転輪』が完成し、“彩飄”フィレスが『零時迷子』を見つけたのだ。
吹き荒れる竜巻の中現れたフィレスの目は、悠二をしっかりと捕らえていた。

感想:
しかし、やっと話が動き出したかと思ったら、二週間お休みですか。哀しい。

今週は、絵が綺麗でした〜。

それにしても、やっと面白くなってきました。まぁ、原作通りといえばそうなんですが、清秋祭もただ祭りやパレードをやるだけでなく、ヴィルヘルミナがマージョリーに“銀”を伝えたり、“彩飄”フィレスの『風の転輪』の「接触による永続的な探査」を見せたりして飽きさせませんでした。

それができるなら、話の贅肉を削いで、「仮装舞踏会(バル・マスケ)」の様子を入れたり、「外界宿(アウトロー)」の話題を入れたりして欲しかった。

それはさておき、問題の「近衛史菜」ですが、『風の転輪』が『零時迷子』を見つける瞬間に、何か感じていました。それからすると、やはり彼女はただの他人の空似ではないですね。

ということで、いよいよ次回は、二期になってから初めて(?)のシャナの本格的な闘いですね。
例の田中のトラウマもやるみたいですし、非常に楽しみです。

<以下、未放映の原作の中身に言及している部分があります。原作未読の方はご注意を>

ところで、問題は『戒禁』です。
『戒禁』がその自在法の行ったフィレスに牙を剥くというシーン、一期で“千変”シュドナイが『戒禁』に掛かるシーンが飛ばされたため説明が難しいと思うのですが、どうするのでしょう?

原作の感想はこちら
1期や劇場版、OVAの感想は、このカテゴリを前へどうぞ。

[言及リンク]
http://kagura77.blog99.fc2.com/blog-entry-531.html
http://nukocodutumi.blog113.fc2.com/blog-entry-356.html
http://dfpmblog.blog53.fc2.com/blog-entry-765.html
http://tsukihika.blog121.fc2.com/blog-entry-131.html
http://hiroy.blog49.fc2.com/blog-entry-794.html