6kxm2dxl 電脳コイル「ヤサコとイサコ」です。

さて、ここまで本当にすばらしい出来だった電脳コイルですが、最終回も見事に着地してみせるのでしょうか。先週までの進展からすると、結構苦しそうで余韻を残すようなラストにできるか微妙な感じですが。

ということで、電脳コイル最終話行きます。


感想:
もぉ、先に感想書いた方が負けみたいな感じですが(苦笑)、本当に何と書いていいのか迷うような感動でした。もう、涙なしには見れない。だだ漏れ状態(号泣)。

もうちょっと、間の例えばひげとか最後の首長竜とかの回を飛ばして、後半を厚くやって欲しかったとかという気がしますが、それはそれ。主人公の二人について言えば、しっかりと終わっていたと思います。

一つだけ言わせてもらえれば、やはり学校の仲間たちにもスポットをあててほしかったです。タケルが余計かな?タケルがおばばを助けるところが、フミエだったなら良かった気がします。でも、それでは猫目を止められないか。

さて、古い空間がイサコの治療空間だということが分かり、そしてミチコさんが存在する空間がイサコの内側、精神空間だということから、ヤサコとイサコの成長物語が電脳コイルの主題だということが浮かび上がりました。

「痛みのある方向に出口がある!」

この言葉がすべてを指し示しています。
ヤサコは、マユミの事件で痛みから逃げ、大黒市にやってきました。そして、イサコたちとのふれ合いから、痛みと立ち向かう術を知り、マユミ事件を乗り越えました。

イサコは、女王として振る舞う理由を見失い、痛みから逃げ自分の内側に逃げ込みました。

自分の感情を相手にぶつけることを恐れていたヤサコは、イサコを救うために自分の感情をイサコにぶつけます。

「勇子の勇は、勇ましいの勇!」

いいなぁ、ヤサコの成長が見て取れます。ミチコさんはイサコの子供時代の象徴ですね。髪の毛をくくる、ツインテールもそれだと思います。だから、ヤサコに向かうときに髪の毛がほどけている。

理解は無理でも、どこまで感じて貰えるか分かりませんが、ヤサコたちと同世代の子供たちに見てほしいです。

さて、イサコの子供時代の象徴がミチコさんならば、ヤサコのそれはデンスケですね。過ぎてみれば、子供の時代は温かく柔らかい。電脳状態となってデンスケに触れるようになったヤサコは、イリーガル状態となったデンスケを触ってそれに気づきます。でも、それは別れと背中合わせでした。ここ、泣けました。

ラストシーンの眼鏡を掛けていないヤサコの前にデンスケが現れたのも良かったです。振り返れば懐かしい、大人には電脳眼鏡は不要ですね。

あと、作画について。
ポイントポイントのシーンが、本当に綺麗でした。
イリーガルデンスケがヤサコの手をなめる、第一話?と対になるシーン、神社への階段で向かい合うヤサコとイサコ、ラストの桜が散るシーン。

なんだか、何かいているのか分からなくなったので、電脳コイルについては、別途総括したいと思います。

あぁ、次週からの再放送も見てしまいそうだ。

最後に、スタッフの皆さんご苦労さまでした。こんなに見事に終わっているので、続編は作らないでね。

[言及リンク]
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