S_17 灼眼のシャナII「過去への扉」です。

今週は、金曜が休みなので、早めの登板です。
マージョリーの過去編というか「マイルストーン」編ですね。『弔詞の詠み手』マージョリー・ドー姐さんのファンのための回ですね。

ということで、いつになったら本筋がの灼眼のシャナII第8話の感想です。

あらすじ:
『弔詞の詠み手』マージョリー・ドーは夢を見ていた。自分がフレイムヘイズになるきっかけとなった、あの“銀”と出会った一夜を。

一方、坂井悠二は、『炎髪灼眼の討ち手』シャナ、そして『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルとの鍛練を続けていた。
ヴィルヘルミナが作り出す擬似的な燐子をも打ち砕くほどに成長した悠二を見て、佐藤は焦りにも似た苛立ちを感じていた。

ヴィルヘルミナは、鍛錬後も世界に散らばる外界宿(アウトロー)からの情報に目を通していた。そしてそこには、「フィレス」の名が。真相を探るべく、ヴィルヘルミナは一人旅立つ。

そのころ焦る佐藤は、マージョリーに自分の鍛錬を求める。しかし、マージョリーは断り、自分の過去の話を語って聞かせる。

世界恐慌のショックから立ち直ろうとあがくアメリカ・ニューヨーク。
とある用事でそこに立ち寄った『弔詞の詠み手』マージョリー・ドーは、“穿徹の洞”アナベルグを討とうとする。その討滅は成功したかにみえたが、大蛇の姿をした“千変”シュドナイに撃ち落とされる。アズベルグがシュドナイに護衛を依頼していたのだ。

絶体絶命かと思われたマージョリーだが、アズベルグの気まぐれで、シュドナイから見逃される。
そんな彼女の元へ駆け寄る一人の駆け出しフレイムヘイズが。『魑勢の牽き手』ユーリイ・フヴォイカ、“虺蜴の帥”ウァラク のフレイムヘイズだ。

ユーリイは、マージョリーの強さにあこがれるが、マージョリーは、ユーリイの中に何かおかしなものを感じる。彼女が手紙を届けた『星河の喚び手』イーストエッジは、それをあってはならない狂いと語る。

ユーリイはかつて、家族で移民船でアメリカに向かう途中、海魔に襲われた。そのとき誰も助けられなかった後悔から、ウァラクと契約したのだ。そのため、通常フレイムヘイズたちは世界のバランスを保つために“徒”たちを討つ。それは、復讐でもあるが、ユーリイは人助けをしたいと考えていた。マージョリーは、それが違うとユーリイを切って捨てる。

一方、アズベルグは、文化を加速させるとやってきた、マンハッタンのエンパイア・ステート・ビルで何かを仕掛けようとしていた。

感想:
やっぱり今週は、「マイルストーン」ですね。この話自体は良くできているので楽しみです。“千変”シュドナイも活躍しますし。

という感じで、今までに比べて非常に面白いです。やはり戦いもあり、緊張感があっていいですねぇ。マージョリーだけだと少し寂しいですが、シュドナイも出てくるところがポイントですね。ここで、シュドナイとマージョリーは出会っていたわけですね。

さて、マージョリーがどうしてメガネを掛けていないのかなんて考えるのも楽しいですね。

<以下、未放映の原作の中身に言及している部分があります。原作未読の方はご注意を>

ところで、今週は、伏線と思われる点があからさまにありました。

・マージョリーが見る“銀”の夢
→ いったい“銀”についてはやる気があるんですかね。
  今までアニメに“暴君”は出てきていないと思いますが、ネタをつなげられるのでしょうか?

・悠二の力
→ で、次の段階に進む悠二は、炎を纏うわけですね。

・外界宿(アウトロー)から集まる情報の山
→ 外界宿(アウトロー)から情報が来ている描写、今までありましたっけ?

・「フィレス」という言葉
→ あ?やっぱり、ヴィルヘルミナと旧知の設定のままで行くんだ。

ということで、これらのネタを消化しようとすると、近衛史菜とかみ合わないんですよ。大命を果たすためには、ヘカテーさまが地上に居てはいけないと思うし。

実際、尺的にも無理っぽいし。
やっぱり三期ですかね?

原作の感想はこちら
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[言及リンク]
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-154.html
http://blog.livedoor.jp/ms_2001/archives/50436103.html
http://abaton14.blog79.fc2.com/blog-entry-507.html
http://e102128.blog54.fc2.com/blog-entry-688.html
http://blog.goo.ne.jp/migie_no_migite/e/6e687018bfade87013d1228df62a5f11
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