Gi3w0soj 「ムシウタbug 5th. 夢まどろむ迷子」岩井 恭平
角川スニーカー文庫  ISBN:978-4-04-428816-7-C0193

今回の表紙は、一之黒亜梨子に見えますが実は...。

アニメ化とコミック化いうことで、色々動きの多いムシウタです。でも、悪いけれどあの漫画はないよなぁ。少年エースと聞いていやな気がしてたけれど、やっぱりエースで漫画化されたものに良い出来のものがあったためしがない(苦笑)。


ちなみに、読んでいるラノベで、ムシウタの他に、『レンタルマギカ』がアニメ化ですか。そしてシャナとゼロの遣い魔の2期ですか。
ムシウタもレンタルマギカも、『神曲奏界ポリフォニカ』みたいに、イメージとかけ離れたものにならなければいいけれど。

余談が過ぎました。
ということで、出版社からあらすじを引用&修正します。

あらすじ:
親友花城摩理の死後、一之黒亜梨子に取り憑いた、彼女の虫、銀色のモルフォチョウ。

傍で舞う虫と摩理を重ね、居候の大助と過ごすのも悪くないと思っていた日々。

だが亜梨子を“虫憑き”認定するため、特環中央本部局が監査員“かなかな”をホルス聖城学園中等部に送りこんできた。

虫憑きになると同級生との平和な日には戻れない。迷う亜梨子を嘲笑うかのように“虫”、いや死んだはずの摩理と亜梨子が同化し始め!?

感想:
今回も今までのbugと同じく、短編3本と書き下ろし短編1本です。
ただし、予告されていた通り、こちらも本編同様に動き始めました。

「夢まどろむ迷子」
表面上は、亜梨子が、“虫憑き”認定で号指定されるお話ですが、そこで悩む亜梨子がいいですね。彼女はポジティブなので結局前に進むわけですが、摩理との関係もあってイバラの道のようです。

「夢操る要請」
決意した亜梨子が、行動に出る(?)お話。たぶん人気があると思われる“C”登場です。ちょっとイメージが違ってるかな。

「夢届ける配達人」
サイド・ストーリーですね。まぁ、いいや。

「夢蘇る一日」
この本のタイトルには、このお話の方がふさわしいかも。
一番楽しめました。

<以下、本の中身に言及している部分があります。ネタバレにはならないようにしますが、未読の方はご注意を>

「夢蘇る一日」は、かなり好きな内容です。摩理視点で、話が進むのですが、今までのコミカルな部分が逆に深みになるのがいいですねぇ。でも、戌子の作戦というか訓練は、かなり無理があります。今までの関係者を色々登場させたいんだろうけれど。

さて、冒頭の「夢まどろむ迷子」と「夢蘇る一日」はセットのお話で、つながっています。いっそ短編はやめて、「夢蘇る一日」をもう少し肉付けして、一本の話にする方が良かったのでは。

ところで、亜梨子は、結局火種3号ですか?となると、もう一人の1号指定とは、誰でしょう。やっぱり“ハンター”摩理でしょうか。すると眠り姫は、亜梨子ではなく摩理?

さて、今回で、成虫化という境界線も見えて、亜梨子側はかなり進んで来ましたが、次回は“不死の虫憑き”と“ハルキヨ” 、魅車 八重子が動き出すのでしょうか?

http://d.hatena.ne.jp/gensouyugi/20070709/p1