Dnadid5j コードギアス 反逆のルルーシュ「キュウシュウ 戦役」です。

コードギアスの本放送は、23話で一応打ち切りのようですね。打ち切りというか、総集編を2話挟んだので、枠を使い切っちゃったというべきですか。
残り2話も放送はされるようですが、なんだかすっきりしませんね。


あらすじ:
澤崎敦・第二次枢木政権の官房長官が、中華連邦の力を借りキュウシュウを独立国家「日本」として独立宣言をした。

コーネリアやシュナイゼルは、澤崎敦が中華連邦の傀儡であることを見抜いていた。そのため、フクオカ基地の踊る人形である澤崎敦を叩き、このクーデターを納めることにする。

直接澤崎を叩くための陽動に使われることになったスザクは、自分が死ぬことでユーフェミア姫を守るという騎士の精神に則った行動を採れなかったと、ユーフェミア姫に騎士を辞することを宣言する。

スザクを失ったユーフェミア姫は、キュウシュウ戦役の対応でも除け者にされ、自分の存在意義に迷い始める。

そのころ生徒会では、学園祭準備の真っ最中。そんな中、シャーリーは、ルルーシュをなぜ忘れているのかで悩んでいた。彼女は、部屋に落としていた書きかけの手紙で、ルルーシュがゼロであることを知ったのだ。

一方、黒の騎士団は、澤崎への対応作で揉めていた。揉めるのは、黒の騎士団の戦略が明確でないため。ということで、ゼロが選んだ戦略は、『トウキョウに独立国を創る!』 ということ。真の日本独立国家をトウキョウに作ろうというのだ。そのために傀儡の「日本」は不要だ。

スザクは、クーデターの大義名分である澤崎を叩くべく、フロートユニットで空を飛び単騎フクオカ基地に乗り込む。

迷うユーフェミア姫は、美術館でニーナに会う。そしてニーナにとってユーフェミア姫が大切な人であるという宣言を聞き、自分にとって何が重要であるか、何ができるかを気づきます。

スザクは、エナジーの消費で稼働ストップの危機に陥っていた。自己嫌悪から目的も見失い、絶対絶命のスザクの元にユーフェミア姫から通信が入った。それは、
「私を好きになりなさい」
という言葉だった。

ユーフェミア姫の言葉で、目を覚ますスザクに、さらなる援軍が。 ガウェインに乗ったゼロとC.C.が、ハドロン砲を使って敵を掃討したのだ。

ゼロから受け取ったエナジーフィラーで復活したスザク駆るランスロットは、ガウェインと共闘し司令部を叩く。

戦役後、ユーフェミア姫は、スザクに自分はただ純粋に大好きな人の笑顔を見れるように努力すると宣言する。
そしてスザクは、その願いを叶えるために彼女の騎士となることを誓う。

感想:
「あなたって人は!」(笑)

澤崎さん戦略と戦術をはき違えては勝てる戦も勝てません。他国の力を借りるのは、「戦術」です。

それはさておき、だんだんコードギアスでは何を描きたいのか分からなくなってきました。どうも視点がぶれるんですよね。「反逆のルルーシュ」だから、もっとルルーシュ視点でがしがしと卑怯な戦術を使いまくって突き進み、ときには悩みというのをやってくれるのだと思ったのですが。

ユーフェミア姫が出てきた辺りから、どうも色恋やサービスが目につくようになり、キャラ中心になってきてしまっている気がします。もちろん、それもありだとは思うのですが、期待していたルルーシュの反逆ドラマとギアスの謎を絡めた話とは違う線に行ってしまっているようで、ちょっとがっかりです。

それはそうと、今回ルルーシュは戦略のひとまずの終着点というべきトウキョウ独立国家を明確にしました。また、スザクはユーフェミア姫を支えるという騎士として生きる覚悟をしました。この二つって実は相反しないんですよね。ということで、実はハッピーエンドもあり得るのかという気もしてきました。

今回ルルーシュとスザクは共闘しましたが、いつの間にかユーフェミア姫が中心になっています。ルルーシュの味方にもなりうるということで、生かしているとも採れますが、コーネリアをどうするか、シュナイゼルをどうするかという選択を誤ると、一気に敵になってしまいそうで楽しみです。そのため今回クロヴィスの絵の前で泣いたのかななんて思ったりして。兄弟愛を示すために。

ということで、残りわずか。楽しみですね。
[言及リンク]
http://blog.livedoor.jp/darth_mayuge/archives/50821107.html
http://blog.livedoor.jp/slam34843/archives/50902754.html
http://loliluna.blog53.fc2.com/blog-entry-285.html
http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-94.html