Jjkbdi3q ゴーストハント:FILE3「放課後の呪者」#4です。

とーくに行っていたので、遅くなっちゃいました。
まぁ、大方の予想通りの結末になっていたのではないでしょうか。とはいえ、どう謎解きされたのか動機は何か、楽しみですね。
ということで、ゴーストハントです。


あらすじ:
ナルが倒れた。
麻衣と滝川法生、松崎綾子は、とにかくこれ以上被害者を出さないために、人形(ひとがた)を焼き水に流す。

その一方、ナルは事件は解決したと、関係者を病室に集める。集まったのは、SPRのメンバーと笠井さん、高橋さんに産砂先生だ。

ナルは、事件が笠井パニック後に起きたことから笠井さんへの迫害が引き金になっていると語る。

<謎解きは、見てのお楽しみ>

そして、ナルは産砂先生が犯人だと指摘する。
産砂先生は、子供の頃に話題になった超能力少女だった。しかし、スプーン曲 げができないときにズルをしたのを見つかったために、迫害を受けていたのだ。そのために、超能力を否定する人々に恨みを持っていた。

結局 は、笠井さんのためでもなく、自分が憎い恨みに思った人々に呪詛を行ったのだ。

事件を解決したSPRのメンバーは、麻衣の超能力テストを 行う。結果は、1000回のランで的中0回。明らかに潜在的な超能力者だった。

感想:
うう〜ん。そつなくまとまっ ていますが、やっぱり中間を省いたので、分かりにくくなっていますね。

ゴーストハントは、オカルトの土俵でミステリをやっているわけで す。それで恐らく、作り手はフウダニットということで、「誰が犯人でしょう」をやらないといけないと思い、笠井さんが笑ったりするような余計なシーンをいれているのでしょう。

でも、ミステリには色々あって、先に犯人が分かっても倒叙というようなそれが解決される過程を見せるものもありま す。
そして、今回はフワイダニット、なぜやったかという動機を問う要素が強いと思うのですよ。

まぁ、過去超能力少女だったなんて ことは逆立ちしても分からないと思うのですが、ゲラリーニ(ユリゲラーに影響を受けて超能力に目覚めた人々)の話があれば伏線になっていたと思います。そ れが、最後の産砂先生の狂気に繋がるわけで、そこが省かれていると底が浅くなってしまいます。

とまぁ、それは置いておいて、それなりに原 作の雰囲気に忠実に作られているので、全体としては好感を持っています。

あ、スプーン曲げ、みなさん陰陽師にだまされたことをお忘れのようで。笠井さんの前で、ナルはスプーンをねじ切ったのですよ。曲げたんじゃなくて。

次回はっと、おおっ、ひらやまさんに教えていただいた 通り、「公園の怪談」ですね。やっぱり、一話完結ですね(笑)。