3insjwru 「涼宮ハルヒの憤慨」谷川流
角川スニーカー文庫 ISBN:4044292086

何だか、アニメやらCDやらで大騒ぎっぽくなっているような、涼宮ハルヒシリーズの最新刊です。
前刊が9月ですからやく8ヶ月ですか。間が開きましたが、今回は退屈シリーズというか、短編(中編?)です。表紙は、何をしているのかわからない長門さんです。(汗)

今までシリーズを読んでいない、ましてやサンテレビもKBS京都も映らないのでアニメを見ていない方は、前作の「涼宮ハルヒの陰謀」に シリーズ概説を書いていますので、そちらを参照ということで。
今回は、短編2編「ザ・スニーカー」連載分です。

あらすじ:
「編 集長★一直線!」
北高の新生徒会長が、SOS団をつぶそうと暗躍するお話。
ただし、直接SOS団を狙うのではなく、SOS団(いやハルヒ か?)が部室を乗っ取っている文芸部を廃部にするという絡め手で攻めてきた。まぁ、文芸部としての活動がゼロなので仕方がない。
そこで、ハルヒは 「編集長」と化し、文芸部の機関誌を発行することにする。例によって、そのためにライターにされた俺(キョン)や朝比奈みくる先輩は、大変な目にあうこと になるのだが...

「ワンダリング・シャドウ」
今まで、ハルヒの頭の中のSFイメージに付き合って、色々と不可思議な体験をして 来た(自らが不可思議な存在か?)SOS団。今度は、幽霊騒ぎだ。
もうすぐ三学期も終わりに近づいたころ、ハルヒとキョンのクラスメイトである阪 中さんが、SOS団に相談ごとを持ちかけてきた。それは、彼女が飼っている犬が突然散歩コースを嫌がるようになったというものだった。ご近所の犬も同様な ので、そこに何か霊的なものがあるのではと喜んだハルヒは、SOS団の総力を上げて調査を開始する。

感想:
どちらかというと、 「編集長★一直線!」の方が面白かったかな。作中作が良かったですね。SOS団のメンバーそれぞれのキャラが出ていて。特に、長門さんの「幻想ホラー」が いいっすね。

<以 下、本の中身に言及している部分があります。未読の方はご注意を>

で、「編集長★一直線!」には、「涼宮ハ ルヒの退屈」の中の「ミステリックサイン」に出てきた、アニメのオープニングにも出てくるあの方(多分そうだよね?髪の色が緑系だし)が再登場するわけで すが、今後重要人物になりそうなので注意です。

あと、「ワンダリング・シャドウ」ですが、これは長門さんが漏らす冗談(なんと!)のため にあるような小説です。
今まで、シリーズを堪能した人はきっとより楽しめるに違いありません。
中身的には、まぁ幕間的な感じで、短編にあ るどたばたもさほど強くありませんし、「涼宮ハルヒの陰謀」と次の長編のつなぎ的な感じでしょうか。

ああ、でも長門さんの笑顔はどこかで 出てくるのだろうか。