Rwnjj574 灼眼のシャナ 最終回「紅蓮の想い」です。

まぁ、予想通り尺が足りないといえば足りない最終回でした。
戦闘を楽しみにしていた人にとってはですが。
まぁ、シリーズ構成が小林さんなので、戦闘よりも人間関係などが強調されるというのも、予想されたのですが。
どちらが良くてどちらが悪いということもありません。個人の嗜好ですね。

ということで、ヘカテー様は、何のためにでてきたのやらのあらすじです。
「『星黎殿』では、『万 条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメル“逆理の裁者”『参謀』ベルペオル“弔詞の詠み手”マージョリー・ドー“千 変”シュドナイの闘いが始まっていた。

ヴィルヘルミナは、ベルペオルの宝具『タルタロス』の攻撃を防ぐことができ ない。一方的な闘いを切り上げ、ベルペオルは“頂の座”『巫女』ヘカテーの元 へ行こうとするが、ヴィルヘルミナはそれを必死に防ぐ。

一方、マージョリー姐さんとシュドナイの闘いは、マージョリー姐さんが炎の衣 『トーガ』を纏ったまま、シュドナイも獣化したまま対等の闘いとなる。

そのころ、『炎 髪灼眼の討ち手』シャナは、ミステス「零時迷子」悠二を 解放して、存在の力の飽和を止めるべく“頂の座”ヘカテー様の元へ向かう。しかしヘカテー様は、零時迷子の力を利用して、シャナに付け入る隙を与えない。

そ んなヘカテー様は、悠二の思いを吸収することによって、自分の器が初めて満たされたと感じ喜ぶ。自分が求めているのは、器が満たされた自分自身だと。

し かし、悠二は、自分は坂井悠二であり、その悠二の思いで満たされても、ヘカテー様が自分を見つけられるわけはなく、満たされたという思い自体が間違いであ ると指摘する。ヘカテー様は、最初から空っぽのままだと。

悠二に論破され戸惑うヘカテー様。そんな動揺の隙をつき、シャナはヘカテーの結 界を破る。また、悠二はシャナが投げた『吸血鬼(ブルートザオガー)』を軽々と持ち上げ、、“探耽求究”『教授』ダンタリオンの「渾の聖廟(こんのせい びょう)」の仕掛けを壊す。

長いすれ違いの果てに、ようやく悠二とシャナはお互いに素直に気持ちを伝える。そんな状態の反面、ヘカテー 様は悠二に指摘され自分が空っぽであることに気づき、恐れおののき、暴走をし始める。ヘカテー様の暴走に気付いた、ベルペオルとシュドナイは、闘いをやめ ヘカテー様の元へ行こうとする。

ヘカテー様の暴走により、存在の力の飽和はさらに危険な状態に陥る。このままでは、御崎市が崩壊する。そ れを阻止するために、シャナは“天壌の劫火”アラストールを顕現させ、存在の 力を消費させることで町を救おうとする。『天破壌砕』。紅世真正の魔神たる“天壌の劫火”アラストールのみ行使できる秘法。ただし、顕現した“天壌の劫 火”を受け入れられるフレイムヘイズはおらず、その器は通常破壊される。それは、フレイムヘイズの死を意味する。

しかしシャナは、シャナ として悠二を救うだけでなく、フレイムヘイズとして使命を果たすため死ぬ事も厭わないと決意を語る。

悠二は、シャナと一緒に行くと決めた ことを語り、シャナの手を取って歩きだす。悠二と歩きながら『天破壌砕』を行うシャナ。
そして“天壌の劫火”が顕現する一瞬の間、シャナは悠二を 見つめ語る。

「私、悠二が好き」

“天壌の劫火”が顕現すれば、対抗する手段はない。ベルペオル、ダンタリオンはあっさり と逃げ出す。シュドナイも、自分には何もないと放心状態ヘカテーを救い逃げ出す。
マージョリー姐さんは、二度も『天破壌砕』で友を失い悲しみに暮 れるヴィルヘルミナを救い飛び出す。

そして、顕現した“天壌の劫火”により街は救われていく。

先代の『炎髪灼眼の討ち 手』マティルダ・サントメールは、天破嬢砕で死亡したが、シャナの器はその顕現を耐え持ちこたえた。
そして、シャナとその周りには、前と前と同じ 日常が流れて...」

ということです。
恐らくは、闘いが少なかったので、尺が不足しているだのなんのと言われると思いますが、こ の終わり方は悪くないと思います。
最後に、「緋色の空」が流れたしね。やっぱり、このオープニングの期間が長かったのもあって、シャナはこの歌で すね。

ストーリーとしては、予定調和的ではありますが、シャナがずっと言えなかった台詞もきちんとこれ以上ないタイミングで語らせていま すし合格点だと思います。あのシーンにはかなり感動しました〜。

まぁ、原作を読んでいなければほぼ満足です。

<以下、ネタバレしている部分がありま す。見ていない方原作を未読の方はご注意を>

やっぱり、シュドナイのあの闘い方はないですよね。
オー プニングでは、宝具 剛槍『神鉄如意』でシャナと闘っているのに、本編では全然使いませんでしたから。
ヘカテー様の宝具の大杖『トライゴン』も出 てきましたっけ?

あと、『天破壌砕』の生贄がないのですが。溢れる存在の力がそれでしょうか?

でも、それもこれも置いて おいて、一番のサプライズは、Bパート最初のアイキャッチがなかったこと。
違う。
「映画化決定」ですね。あぁ、公式HPでも、もう公表されている のか。さて、何の話をやるのでしょうか?うやむやにされた「銀」の話か、それともみんな無事だった[仮装舞踏会(バル・マスケ)]とのリマッチでしょう か。

ちょっと、楽しみですね。