E_7 交響詩篇エウレカセブン「アクペリエンス・3」です。

いいですね〜、新オープニング。特に、あの「アメイジング・グレース」の前奏に入るか入らないかのところがいいですね。ぞくぞくってしますよ。
この1〜2月にかなりのアニメでオープニングが変わりましたが、軒並み当りが多いという気がします。でもNo.1はこれかな?

アクペリエンスとつく回には、法則性がありますね。図書館とバスですか。

ということで粗筋です。
「ヴォダラ宮の奥には、水に浮かぶ大きな蓮の花の蕾があった。エウレカレントンは、ノルブ師に促されて花の前に進み出る。

3人の子供たちは連れて行けないというエウレカに合わせてメーテルとリンクをモーリスが引き止める。年上の彼は、大人になり掛けているのかもしれない。

ノルブ師は、サクヤとの久しぶりの再会を喜ぶが、サクヤもノルブ師との再会を喜んでいた。そのサクヤの喜びの表現は、蓮の花の蕾から伸びた手によって示されていた。そう、その蓮の花の蕾そのものがサクヤだったのだ。

ノルブ師は、レントンに彼の決意を問う。
「グレートウォールの先に何があると思うか」
「眠るスカブコーラルが、エウレカやサクヤ様を、人との対話のために産み出したとしたならどうする。」
「ニルヴァーシュがゾーンを越えるための、“渡航の舟”(?)だとしたならどうする。」
しかし、ノルブ師とレントンが禅問答をしているその間に、エウレカは蓮の花の前に歩み出し、蕾はエウレカをその中へ迎え入れてしまった。

蓮の花の中で待っていたのは、やはりサクヤだった。サクヤが住んで(?)いたのは、過去のアクペリエンスとつく回で現れた図書室。今回も今までと同様に本の中身は白紙だった。

40年以上の時を過ごしているはずのサクヤだが、姿や話し方はすっかり少女のものだった。ノルブ師はサクヤのことを「エウレカによく似ている」と言っていたが、瞳はエウレカというか、アネモネ、スカイフィッシュに共通するコーラリアン型の瞳だった。

サクヤは、エウレカにノルブ師との過去の話を聞かせ始めた。同様に、ノルブ師はレントンにサクヤとの過去の話を聞かせ始めた。

ノルブ師が出会った当時のサクヤは、笑わない、しゃべらない暗い少女だった。そんな彼女の気を得ようと気遣ったノルブ師が採った作戦が、「蓮の花」の蕾を食卓に出すことだった。

それをきっかけに、心を開きノルブ師に笑顔を見せるようになるサクヤ。しかし、彼女にはまだ秘密があった。それは、スカブ反応に呼応するように光るサンパクドライブだった。そう、彼女の体には、コンパクドライブが埋め込まれていたのだ。

しかし、光に包まれた身体をノルブ師の眼から隠そうとするサクヤを、「美しい」と言ってノルブ師は受け入れる。
しかし、心が通じ合ったと思われた二人だが、その場面をヴォダラクの僧が目撃したことで様相が変わる。そう、今度は、サクヤとノルブ師二人を選ばれた者、大地と人とを繋ぐ者として高僧に祀り上げようとしたのだ。

くちづけを交わしてゾーンへ向かうノルブ師とサクヤ。だが、ゾーンへの道は、そんな二人には優しくなかった。崩れていくサクヤの身体。そんな彼女をつなぎ止めようとしたノルブ師に残されたのは、最後に彼が掴んだサクヤの胸にあったコンパクドライブだけだった。そして、そのコンパクドライブは、彼女と同じように彼の胸で光っていた。

そしてサクヤはと見ると、大きな蓮の花の蕾しか見つけられないのであった。

サクヤは、二人の悲しい過去を話して聞かせながらも、一つになるのは怖くないとエウレカを励ます。エウレカは、そんなサクヤと会話をしながら、ころころと表情を変えながらも力強く受け答えする。ずいぶんと、人間らしくなったものだ。
サクヤ様は、アクペリエンスとつく回の恒例に従って(?)バスがバスが出る時間という理由で別れを告げる。エウレカの決意に安心しながら。

蓮の花から戻ったエウレカは、レントンとノルブ師にサクヤの言葉を伝える。
「幸せになれ」
と。

そんな中で、ヴォダラ宮へと続く道で防衛線を張るホランドたち。 ついに、ヴォダラクのメンバーだけでなく、塔州軍までもが襲ってきたのだ。

一度、体制を建て直すことを進言するタルホ姐さんだが、ホランドは譲らない。

「いいか、俺達は死なない!」
「誰も死なせないっ!」
「俺達は、血反吐を吐いてでも生き残らなきゃなんねぇんだっっ!!」

力強く叫ぶホランドだが...」

まぁ、すごく濃い内容だったようなと思わせておいて、実はあまり何も進んでいないという、エウレカセブンのお得意の話でした。(別にけなしてはいないです。褒めてもいないけれど)
要は、サクヤ様の過去と、現在が解ればいいだけなので、作りようによっては、10分の話だよね。

まぁ、それは置いておいて、オープニングでは分からなかったけれど、エウレカは髪の毛が伸びただけで、傷までもが消えたわけではないのですね。残念。でも取り敢えず髪の毛が伸びてめでたい!

ということで、次週から決戦ですね。最初は、エバンゲリオン風のどろどろの展開を予想していましたが、今回のオープニングと今週のホランドの叫び(カッコいい!今までの中で一番男前だぜ!)を聞くと、実は塔州軍以外は、全員生き残るのではないのかなって感じがしてきました。

そうだといいのにナァ。でも、子供たちのためっていうのも気になるんだよね。某サンライズ作品(ザン○ット3(古い))のように周りが一人のためにどんどん命を捨てていくパタンーンじゃないかって気もして。見ていてすごく悲しいのでやめてほしいな。

とりあえず、次週から本格的な畳み込みですね。お手並み拝見といきますか。

つづく!