A_6 交響詩篇エウレカセブン番外興行

『金枝篇』(全5巻) J・G・フレイザー
岩波文庫 ISBN:400342161〜5

ずっと気になっていたので、家の『金枝篇』を引っ張り出してみました。[E:smile]
『金枝篇』って色々種類があるのですが、岩波文庫版でございます。

エウレカセブンでは、デューイ大佐ホランドが読んでいますね。また、1期では、オープニングでも意味ありげにカットインされていました。本編にいかにも関係ありそうですよね。

内容は、イタリア、ネミの森で行われていたという王殺しの風習についての考察を基底に、世界の民俗伝承や宗教儀式、果ては呪術までをまとめ上げた民俗学の本です。

王殺しというのは、こんなことです。
イタリアのネミの村に聖なる森があり、その神域には折ることを許されない一本の樹があります。その樹の枝が金枝です。
祭司は「森の王」と呼ばれ強大な権限を持ちますが、祭司になれるのは逃亡した奴隷だけ。
その王になる条件が、聖なる樹の枝を折り、王である祭司を殺すことです。

さてどこが、エウレカセブンにつながるのだろう?

まぁ、映画「地獄の黙示録」でカーツ大佐が読んでいたのは有名ですが、あれも意味があるとは思えなかったので、今回も意味があってかどうかはわかりませんが。[E:shock]

どちらかというと、ラヴクラフトの小説『クトゥルフの呼び声』から魔術書扱いされることが多いので、その影響で使っているのかも。

ただ、気になる点がいくつか。
フレイザーは、呪術を「類感呪術」と「感染呪術」に分類しています。この「ひとたび接触の状態にあったものは、離れた後でも共感的な関係を永久に保つ」という感染呪術っぽい描写がエウレカセブンでも出てきまつよね。コーラリアンの中が「接触」状態で、その後FAC51編で、エウレカレントンアネモネが共感的な関係を有している表現が出てくるところです。
いや、だからどうしたと言われても困るのですが。[E:wink]

今後、金枝に相当するものが出てくるのか(ひょっとしてアミダドライブ?)、王殺しがレントンパパと関係するのか興味が尽きないところです。

つづく!つづかない!