Msb7befc エウレカセブンがお休みなので、特別興行です。(^_^;

テレビシリーズは全12話でしたが、DVD用に新たに追加された、うた∽かた 13話「初冬の双夏」です。

「うた∽かた」は、そもそも藍麦がblogを始めた当初のネタで、そのころ思いっきりはまっていました。終了してから約7ヶ月ほど経ちますか。(とーい目) 今読み返すと、ずいぶん読みにくい書き方をしてますね。(^_^;

そういうわけなので、まず「うた∽かた」のおさらいです。

まず、データーから。
企画、原作 : gimik
シリーズ構成: きむらひでふみ
監督    : 後藤圭二
キャラデザ : 門之園恵美
制作    : ハルフィルムメーカー、バンダイビジュアル

あらすじ。
『鎌倉女子学園に通う中学2年生の女の子「一夏」は、一学期の最後の日に、鏡の世界から訪れた「舞夏」という不思議な女の子と出会う。一夏はそれをきっかけに、想い出の夏休みを過ごすことになるのだった。それは、「神精霊(ジン)」の力を使った『試し』と言われるつらく、そして少し心温まるひと夏の経験だった。』

てな感じですか?全体として、少女の成長物語になっています。14歳という(ぢつは年齢が合わないことに13話で気づいた[E:shock]入院してたのね)多感な年齢の少女の目を通して、人間の内側にある欲望やエゴなどを暴き、それに触れることで成長していく「一夏」を描きます。暗いです。

ただ、質の高い作画と、丁寧に書き込まれた鎌倉の風景、必要以上に詰め込まれた「萌え」の要素がそれを中和しています。でも、変に萌えアニメだと思わずに見たほうが、絶対楽しめ(落ち込め[E:shock])ます。

さて、前置きが長くなりましたが、13話「初冬の双夏」の話題です。

相変わらず、絵の質は高くきれいです。藍麦はDVDを手に入れられずストリーミングで見たのですが、十分楽しめます。

ストーリー的には、テレビ放送の後日談となっています。

あらすじ。
『両親の海外への引っ越しに同行せず、また、留学した誓もおらず、鎌倉に残った一夏。誕生日のクリスマス前、彼女のところに、友人から舞夏を見たとの情報が届きます。そして一夏と出会った彼女は、舞夏の双子の妹「舞冬」と名乗るのでした。』

的なことが、DVDの紹介に書いてありますが、「舞冬」は「舞夏」です。隠す必要もございません。舞夏の冗談なので、ネタばれにもならない。っていうか、全体にネタになるような出来事は、ほとんど起きません。

それでも、本放送を見ていた人は、十分に楽しめます。スタッフも本当はこういう終わりにしたかったんだろうなぁ。この13話を10分ぐらいに集約して最終回に入れていれば、かなり後味が違っただろうに。この方が藍麦は好きですし、最後の「春」のシーンに出てくる「うた∽かた」の言葉が心に響いてきます。

本放送が好きだった人は、ぜひ見ていて損はないです。なにげに見ていた人は、30分のためだけに買う価値はあまりないのではないかな。
ただ、また、不必要なサービスシーンは満点ですが。(爆) だって、わざわざ風呂に入ってから冬の海に遊びに行くやつは、あまりいないぞ。(大爆)(^_^;