本屋大賞を受賞し、直木賞の最有力候補になっている恩田さんです。

「蒲公英草紙〜常野物語〜」恩田 陸 集英社

公式サイトはここ。常野物語

ん〜、どこを見ても大絶賛の嵐なのですが、藍麦的にはもうひとつかと。「光の帝国」はもう、大好きだったのですが。いえ、「蒲公英草紙」も悪くないのですよ。というか、プロローグとエピローグがなけりゃ、いやないと変か、違っていたなら絶賛していたかもしれません。

どうも、最近戦争に絡めてという話が安易に見えてしまって、よっぽどうまく処理していないと拒否反応を示してしまうのですよ。今回のエンディングは、やっぱり安易だと言わざるを得ないと思います。(というか、ラストにひねりを期待するミステリ体質が悪いのかも。[E:shock])

ちなみに、藍麦が好きな恩田陸もの(?)ベスト3です。

1.「六番目の小夜子」新潮文庫
いや〜、鈴木杏ちゃんも大好きですが、原作の雰囲気とドラマは別物でしたね。ドラマはドラマでありかと。
このころは、「不安な童話」、「球形の季節」もあってホラー畑の人かと期待していました(?)

2.「麦の海に沈む果実」講談社
「三月は深き紅の淵を」の続編ですが、どっちから読んでもOKかと。藍麦は、こちらの方が好きです。常野とは別の恩田さんのシリーズ作品。

3.「月の裏側」幻冬舎
ああ、なんとハードカバーで買っています。恩田さんの本はかなりハードカバー購入です。(^_^;
これは、恩田版「屍鬼」だと思います。読んだ瞬間よりも後から気になるのは、恩田さんらしいというか、そういうもやもやっていう感情を醸し出すのが恩田さんの得意技だと思います。

いかがでしょうか。書いている途中で、「三月は深き紅の淵を」の方が上のような気がしてきました。(^_^;