ten0402天国大魔境 <#04>「クク」

出張が続いていて遅くなりました。

「天国大魔境」は、月刊アフタヌーンに連載されている石黒正数さんの漫画が原作です。
「このマンガがすごい!2019」で一位になったりしているので、マンガとしての評価はすでに高いに定まっているような気がしますが、どちらかというとちょっと年齢が高いインテリ層に受けている気がします。
というのも、内容が複雑な構成を採った、ミステリー仕立てのファンタジーだからですね。

石黒さんというと、アニメにもなった「それでも町は廻っている」が有名ですが、その中でもミステリーやファンタジー仕立ての短編がたくさんありました。また、「外天楼」というファンタジー風味のミステリー漫画の傑作もあるので、そういう作風だと考えていいと思います。
なので、個人的にはすごく好みの漫画家さんで、多分コミックスは全部持っていると思います。

この「天国大魔境」ももちろん読んでいて、かなりどっぷりはまっています。
ただ、そういう作風なので、アニメに合うかなという不安も少しあります。

前回の第三話は、2034年9月12日という看板が見える浅草から始まりました。過去回想の回ですね。
その回想から、キルコは、桐子の体を持っていますが彼女ではなく、春希の脳を持った人間だったということが分かりました。
そして、今週は海の人喰いとのバトルですか。

ということで、天国大魔境 第4話 「クク」感想行きます。
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原作は、既読です。ミステリー仕立ての作品なので、なるべくネタバレはしないように気を付けます。

あらすじ:(公式から引用)
ククに連れられて、赤ちゃんを見に行く事になったトキオ。知らない大人、知らない部屋、そして『顔がない赤ちゃん』……ここが『外の外』?戸惑うトキオ。そこに侵入者検知の警報が鳴り響く。
一方、マルとキルコは逃げ場のない船上で魚の姿を模したヒルコと対決する。キル光線の効かない相手に、キルコが捻り出した作戦とは。

感想:
ten0401天国大魔境 <#04>「クク」です。

今週は、原作でいうと2巻の後半部分です。やはり、二話で1巻分を消化するペースです。

第四話は、先週の終盤の人喰いとのバトルから始まるのかと思いきや、天国側から始まりました。
ククに連れられてトキオは、赤ちゃんを見に行きます。その赤ちゃんとは、普通の人間から見ると、異形な存在でした。
これが何を示すのかはまだ謎のままですが、どうやらトキオもそれを知らず、天国の子供たちも知らず、やはり天国では何かが行われているような気がします。

あと、侵入者の警報ですか。

ten0403警報が鳴ったのは、トキオの侵入に対してではなかったです。また、他に誰かが侵入していたということでもなかったようです。
ならば、なぜ警報がなったのかがポイントになりそうです。

一方、マルとキリコは、船で人喰いと戦います。戦いは、キリコの機転でマルたちが圧勝します。
キリコたちの勝利に感動した船員たちは、マルとキリコを信頼し、様々な情報を二人に与えます。

ただ、銃のマークに似たマークを持った会社というのは、どうやらガセネタというか、あほネタだったような感じですが。

しかし、タラオが言っていた最後の言葉、ここから逃げてというのは、どういう意味なんでしょうか。

ということで、次週は、町で情報収集ですかね。