2020072601とある科学の超電磁砲<レールガン>T #16「天賦夢路(ドリームランカー)」

シリーズ第三弾『とある科学の超電磁砲T』です。
コロナの関係で、春アニメが次々と放映中止になっていく中で、1クール目は、隔週ながらもなんとか放送を続けてくれてました。感謝です。
そこから、2カ月の間を採って、2クール目の開始ですね。

「とある科学の超電磁砲T」は、アニメ的には「とある科学の超電磁砲」のシリーズの第三弾になります。長井龍雪さんが監督なのは、過去二作と同じですね。第二弾の「とある科学の超電磁砲S」が終わったのが、2013年6月ですから、約6年半ぶりの復活となります。

過去の「とある科学の超電磁砲」では、前半に原作通りのストーリーを使って後半はオリジナルストーリーという展開でした。「とある科学の超電磁砲S」のオリジナルストーリー「Silent Party」編がちょっと今一つだったことからも、どうなるか心配だったのですが、今回はオリジナルではなく、原作にある「天賦夢路(ドリームランカー)」編ということで一安心です。

ただ「大覇星祭」編に話数を多めに採っているので、少し尺的に心配ではあるのですが、メインのお話しは、「大覇星祭」編よりも軽いですし、あくまでも美琴のお話しなので、大丈夫でしょう。
それよりも、周りの暗部の人間たちの描き方に注目ですね。ここがもしあれば4期とか、「とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ」のアニメ化とかに影響するので。

さて、前回の第15話は、大覇星祭編の「才人工房(クローンドリー)」の後始末という感じでした。
ここの16話からは、「天賦夢路(ドリームランカー)」編ということで全く新しく切り替わったお話になります。

ということで、とある科学の超電磁砲<レールガン>T 第16話「天賦夢路(ドリームランカー)」さくさくと行きます。
原作は、ラノベの「とある魔術の禁書目録」は、新約の途中で挫折しています。コミックスの「とある科学の超電磁砲」は、最新刊までコミックス版で読んでいます。ネタバレは、なるべくなしで行きたいと思っています。

あらすじ:(公式から引用

ゲコラー仲間の帆風からとあるカードを手渡された美琴。『インディアンポーカー』と呼ばれるそのカードは、他人が見た夢を体験できるという触れ込みで、今、学園都市でひそかなブームを起こしているのだという。

さっそく話題に食いついた佐天にその効用を聞かされ、試してみた美琴だったが、他人の夢だけになんとも微妙な使い心地を味わうことに……。
そんな翌日 、帆風に誘われ食蜂と同席することになったお茶会の席で、Sランクの夢を提供するという『天賦夢路(ドリームランカー)』の取引現場に遭遇する――。

一方、黒子と初春は未来に起きる事故が表示されるという怪しいアプリの検証のため、『風紀委員』として調査に乗り出していた。

2020072606感想:
とある科学の超電磁砲<レールガン>T #16「天賦夢路(ドリームランカー)」です。

今週からは、いよいよ「天賦夢路(ドリームランカー)」編の開始です。

「天賦夢路(ドリームランカー)」編のメインストーリーは、実はまだ始まってはいないと思うのですが、それとは別に今回登場したインディアンポーカーは、色々と今後色々な場面でカギを握ることになる機能なので、記憶をしておく必要があります。あれがあるとなんでもありな、ワイルドカード的な存在になってしまいますし、扱いが難しいですね。

さて、今回は、そのインディアンポーカーを前半で見せておいて、後半は未来予知能力を持つ少年・美山写影くんと黒子のお話しになりました。

前半のインディアンポーカーを見せる部分は、御坂美琴ちゃんに、食蜂操祈ちゃんと帆風潤子ちゃんを絡めるという展開でした。三人の関係が見えてきて面白かったですね。帆風潤子ちゃんは、「とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ」の主人公ですし、どこかで一度「天衣装着(ランペイジドレス)」を見せておいてほしい気がしますが、まぁなさそうですね。でも、なかなか潤子ちゃん可愛かったですね。

2020072603御坂美琴ちゃんは、インディアンポーカーに懲りた様子ですし、食蜂操祈ちゃんは本当かどうかは別にしてインディアンポーカーに興味がないようなのですが、今後どうつながっていくんでしょうか。

そして今のところ、美山写影くんとインディアンポーカーは関係していないように見えますが、EDに入る部分の少女たちはインディアンポーカーで情報を入手していましたね。
その美山写影くんと絡むのは、美琴ちゃんではなくって黒子のようです。どうやら美山写影くんは、自分の能力を上回る能力者を探していたようですが、それが黒子ということのようです。11次元演算という高度の演算能力が関係するんでしょうか。

それにしても、結標淡希と美山写影くんの絡みが省略されていたのは残念ですね。まぁ、お話しに関係しないので、尺的に厳しそうなので、仕方がないという感じですか。

ということで、後半戦が始まったのですが、前半戦とかなり作画が変わったように見えます。作画デザインが変わったように思えます。作画班が変わったということでもなさそうですが、どうなんでしょう。OP/EDで作画リソースを振り分けた感じですかね。
ただ、崩し絵の帆風潤子ちゃんとかは可愛かったなぁ。

2020072602そのOP/EDですが、なかなか良かったと思います。
OPは、曲調が今までのfripSideとは違って静かな出だしだったこともあって、ちょっと驚く感じですが、トータルではすごく良いと思います。
作画は、常盤台中学メンバーが少し控えめになって、暗部チームのカットインが多めという感じでしょうか。「天賦夢路(ドリームランカー)」編の前半の映像という感じがしますので、途中で映像の差し替えがありそうな気もします。
自分としては、ごひいきのというか「天賦夢路(ドリームランカー)」の前半の目玉だと思っているフレンダがすごくかっこよかったので、満足満足です。弓箭猟虎の見せ方もカッコいいですね。

EDは、15話までがすごく良すぎたので、ちょっと見劣りはする気もしますが、悪くないと思います。ただ、ちょっとお話の内容とは関係しないかもですね。