ehshell 2020-04-18 10-34-27-13とある科学の超電磁砲<レールガン>T #12「外装代脳(エクステリア)」

シリーズ第三弾『とある科学の超電磁砲T』です。
この春は、コロナのためもあって、見るアニメがなくって、結局これを一生懸命に見ています。

「とある科学の超電磁砲T」は、アニメ的には「とある科学の超電磁砲」のシリーズの第三弾になります。長井龍雪さんが監督なのは、過去二作と同じですね。第二弾の「とある科学の超電磁砲S」が終わったのが、2013年6月ですから、約6年半ぶりの復活となります。まぁ原作の「とある魔術の禁書目録」というか、そのコミカライズ・スピンオフ「とある科学の超電磁砲」もずっと続いていますから、人気は高くスタッフの確保の方が問題だったのでしょうか。

いや、過去の「とある科学の超電磁砲」では、前半に原作通りのストーリーを使って後半はオリジナルストーリーという展開でした。「とある科学の超電磁砲S」のオリジナルストーリー「Silent Party」編がちょっと今一つだったことからも、今回放映の「大覇星祭」編の原作が終わるのに時間が掛かって、タイミングを失った方が原因のような気がします。

さて、前回の第11話では、御坂美琴ちゃんがレベル6に向けての覚醒を始め、それに絡んで主要キャラクターが動き出す展開でした。
食蜂操祈ちゃんは、ドリーの件があるため、それの原因となった木原幻生を狙っているという感じでしょうか。
警策看取ちゃんは、どうやらミサカネットワークの影響で暴走した御坂美琴ちゃんのコントロール役といった感じでしょうか。黒子は、いつもの初春と佐天さんのバックアップを受けて、警策看取ちゃんを追うという感じですか。
そして、そして、上条さんと削板軍覇。バトルに参戦ですね。バトルシーンは、アニメならではということで、非常に迫力があってよかったです。

ということで、とある科学の超電磁砲<レールガン>T 第12話「外装代脳」さくさくと行きます。
原作は、ラノベの「とある魔術の禁書目録」は、新約の途中で挫折しています。コミックスの「とある科学の超電磁砲」は、最新刊までコミックス版で読んでいます。ネタバレは、なるべくなしで行きたいと思っています。

あらすじ:公式から引用

異形へと姿を変えた美琴には、上条の右手も一時的にしか効果を表さない。それどころか、さらに姿を変え、力を増大させていくばかり。美琴に流れ込み続けるなにかを止めない限り、上条たちには足止めが精いっぱいで――。

一方、能力の特性をついて警策の操る人形に対抗する黒子。その間に初春と佐天が警策自身のいるビルの特定に成功する。追い込まれた警策は、黒子を罠に誘い込む――。

『外装代脳(エクステリア)』のリミッター解除コードを狙い、食蜂のセーフハウスを探し回る幻生。食蜂はあらかじめ仕掛けた数々のトラップでその動きを止めようとするが、『多才能力(マルチスキル)』で多数の能力を駆使する幻生にすべて切り抜けられてしまう。ギリギリの攻防の中、食蜂はとある仕掛けを使い、最後の賭けに出る――!

感想:
ehshell 2020-04-18 10-35-38-78とある科学の超電磁砲<レールガン>T #12「外装代脳(エクステリア)」です。

今週は、三者三様のバトルが、それぞれ激化する展開でした。

まずは、上条さんと削板軍覇。
「絶対能力者(レベル6)」へと変相を続ける御坂美琴を止めるべく、闘いを続ける上条さんと削板軍覇ですが、それも時間稼ぎにしかならない状況のようです。それどころか、徐々に「絶対能力者(レベル6)」へと近付く御坂美琴の前に劣勢に追いやられている様子。

そして、黒子と警策看取ちゃん。御坂美琴をコントロールさせないために、警策看取ちゃんを追う黒子は、それを受けて逆襲しようとする警策看取ちゃんとぶつかります。ただ、黒子のバックには、初春が付いているので、彼女を交えた頭脳戦と「空間移動(テレポート)」を使ったバトルは見応えがありますね。彼女の正義感と何事も恐れないからだをはったバトル、そして初春の超ハッキング能力のバトル。この先が楽しみです。
それにしても、黒子が最後に言っていた「違和感」が何かが気になりますね。

ehshell 2020-04-18 10-30-54-37そして、食蜂操祈ちゃん。
木原幻生が「外装代脳(エクステリア)」を乗っ取って、御坂美琴を「絶対能力者(レベル6)」へと進化させようとすることを止めようとしています。ただ、「一週間」のセリフでもあるように、主目的は、御坂美琴を助けることではなく、木原幻生が「外装代脳(エクステリア)」を奪って、またドリーのようなことを起こすのを止める、もしくは木原幻生に復讐することが目的のようです。
表向きは、「外装代脳(エクステリア)」のリミッター解除コードの奪い合いという感じで、木原幻生が食蜂操祈ちゃんを追っている感じですが、進入したのは食蜂操祈ちゃんですからね。もちろん、当初は、御坂妹と「外装代脳(エクステリア)」を守るという目的もあったのでしょうけれど。

この木原幻生とのバトルが食蜂操祈ちゃんの「心理掌握(メンタルアウト)」という非バトル系能力と、運動音痴の関係で、能力と知識を使ったトラップの応酬となっていて、非常に見応えがありますね。
ところで、木原幻生が使った穴あけ能力は、「原子崩し(メルトダウナー)」でしょうかね。

さて、絶体絶命というか、敗戦状態の食蜂操祈ちゃんですが、食蜂ちゃんが、「外装代脳(エクステリア)」抑えない限り、美琴は止まらないから、絶体絶命ですね。

非常に楽しみですが、コロナの影響で、次週は延期ですね。