ehshell 2020-03-28 22-00-18-28とある科学の超電磁砲<レールガン>T #9「警策看取(こうざくみとり)」

シリーズ第三弾『とある科学の超電磁砲T』です。

「とある科学の超電磁砲T」は、アニメ的には「とある科学の超電磁砲」のシリーズの第三弾になります。長井龍雪さんが監督なのは、過去二作と同じですね。第二弾の「とある科学の超電磁砲S」が終わったのが、2013年6月ですから、約6年半ぶりの復活となります。まぁ原作の「とある魔術の禁書目録」というか、そのコミカライズ・スピンオフ「とある科学の超電磁砲」もずっと続いていますから、人気は高くスタッフの確保の方が問題だったのでしょうか。

いや、過去の「とある科学の超電磁砲」では、前半に原作通りのストーリーを使って後半はオリジナルストーリーという展開でした。「とある科学の超電磁砲S」のオリジナルストーリー「Silent Party」編がちょっと今一つだったことからも、今回放映の「大覇星祭」編の原作が終わるのに時間が掛かって、タイミングを失った方が原因のような気がします。

さて、前回の第8話は、美琴と食蜂操祈ちゃんが共闘に向かうお話しでした。
どうやら、今回の事件の裏側にいる存在が木原幻生ということが判明しました。食蜂操祈ちゃんは、彼との関係で何かをしようと動いているようですが、それはどうやら美琴にも関係するようですね。
ということで、二人は共闘して木原幻生の元に向かうわけですが。

ということで、とある科学の超電磁砲<レールガン>T 第9話「警策看取」さくさくと行きます。
原作は、ラノベの「とある魔術の禁書目録」は、新約の途中で挫折しています。コミックスの「とある科学の超電磁砲」は、最新刊までコミックス版で読んでいます。ネタバレは、なるべくなしで行きたいと思っています。

あらすじ:公式から引用

謎の少女を探っていた黒子が、ついにその正体を突き止める。警策看取――霧ヶ丘付属中学に在籍していた彼女の情報は、秘匿扱いとなっていた。『書庫(バンク)』の管理センターで詳しく調べたところ、警策は死亡扱いになっていたものの、その記録にはあやしいところが散見される。所員から聞かされた噂にさらに疑惑を深める黒子たちだったが――。

一方、事件の首謀者である木原幻生を追っていた美琴と食蜂は、彼が訪れている会議場に向かい、その身柄を確保しようとしていた。それぞれの能力を活かして会議場内の探索を進めた美琴と食蜂。

ついに隠れていた幻生を捕えることに成功するが――!

ehshell 2020-03-28 21-55-20-02感想:
とある科学の超電磁砲<レールガン>T #9「警策看取」です。

今週は、美琴と食蜂操祈ちゃんが木原幻生を捕まえるお話しでした。
お互いがお互いの能力を使って木原幻生に向かうところは、なかなか面白かったです。ただ、まだ全力全壊ではないですね。

一方、黒子は警策看取のラインから真実に近付きます。
どうやら、少年院に入っていたようですが、突然死ということで消息を絶ったようですが、その死自体が怪しいということのようです。

そして、佐天さん。巻き込まれの天才の佐天さん、彼女が暴走することで警策看取のラインに近付きます。警策看取がどうやら「メンバー」という暗部組織を動かしていたようですが、その暗部組織とは切れたという部分を描くという展開を挿入するためでしょうか。

ただ、美琴と食蜂操祈ちゃんが追い詰めた木原幻生は、偽物でした。それどころか、それは木原幻生が仕込んだ罠でした。美琴と食蜂操祈ちゃんが木原幻生を追ってこの場所に来ること自体が、どうやら木原幻生が自分が行動する御坂妹を奪うための時間を産むためのものだったようです。ただ、それだけなのかは、まだわかりませんが。

そしてその影にあるので、どうやら食蜂操祈ちゃんが語っていた外装代脳(エクステリア)のようです。
次週は、それが何かに繋がるんでしょうか。